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幸せなのです夏油くん ページ17

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翌朝、一連の流れを硝子に説明した。


昨夜、色々ありすぎて未だに脳が処理しきれてないが私は夏油くんに告白したこと。


玉砕覚悟の思いで告白したのに何故か両思いだったことが発覚したこと。



「そんで結局付き合うの??」


「ま、まぁね…?」


「なんで疑問形なんだよ」


「だって未だによくわかってないし…夏油くん絶対彼女いると思ってたから…ほんとに嬉しすぎて…」




硝子がよしよーしと背中を撫でてくれる。本当に良い奴だよ。



「あ、硝子、A。おはよ」


「おはよ〜Aのカレシサマ」


「ちょ、硝子やめてくれ〜〜〜!!」



前言撤回。
硝子のニヤニヤした表情は完全におもちゃを見つけた子どもの顔だ。今はいないが五条にバレたら最悪だ。


「傑〜!!Aと付き合い始めたってほんと!??」


「まぁね」


「おうおういいなお前ら〜!!ひゅ〜ひゅ〜〜!!」


「やめてくれ〜〜〜〜〜〜!!」



焦る私の隣で控えめに笑っている夏油くんを見る。は〜やっぱ美形だな〜〜。色気ムンムンすぎる


「何見てるの?」


「イエ、なにも」


「またあれでだろ?色気だのなんだのとか考えてただろ」


弧を描いた唇はやっぱり色気がダダ漏れだった。



「ま、なんだかんだ合ったみたいだけど付き合えてよかったじゃん」


「うん…ほんとにね」


「私はずっと好きだったのに全然気づいてくれないからびっくりしたよ」


「ハイハイ惚気けるなよ」





がやがやとうるさい教室。やっといつもの日常が帰ってきた気がする。


つい昨日までアホほど悩んでいた自分に呆れるほどに、平和だ。




「好きだよ」

初恋の人とは結ばれないって言うのは迷信だ。



だって私の恋が叶ったんだから。

あとがきなどなど→←好きだよ夏油くん



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あいすくりぃむとちょこれぃと - えっちだ… (2021年12月30日 0時) (レス) @page21 id: 8ef3002cf4 (このIDを非表示/違反報告)
てんぎつね。 - 感動物語やあぁ………………………………… (2021年7月31日 8時) (レス) id: 04fcd4138c (このIDを非表示/違反報告)
――――― - 更新待っています! (2021年4月3日 20時) (レス) id: 5dc69588e6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さつきさん» たった今更新しました!更新頑張ります! (2021年3月18日 18時) (レス) id: 4fa03405f9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 天さん» ありがとうございます…!サボっててすみません… (2021年3月18日 18時) (レス) id: 4fa03405f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年3月7日 13時

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