35 ページ36
前回のジェルくん家にお泊まり編とは別のお話になっています。
ころんside
「あれ...出ないな」
「寝ちゃってるんですかね...」
「もっかい連絡してみたら？」
午後からAの家で遊ぶ約束をしていたが全く出てこない。何度連絡しても何度チャイムを押しても出てこないものだからここまで来たら心配になってくる
「カギ空いてるんじゃない？」
さとみくんがそう言ってドアノブを握る
「「「開いた...」」」
その途端に奥から音楽と一緒にドタバタと動く音が聞こえる。
恐る恐るリビングへ向かうと
『やっべぇこれっ...めっちゃ疲れるんだけ.....あ。』
「約束してたよね」
そう僕が口を開くと呆然としたようにこちらを向く
『そうだった...そうだったんだ、あー。』
「はい忘れてたー！！！罰ゲ...」
突然口を閉ざされ、耳元で囁かれる
『じゃあ、私にキスした事とかぜーんぶ言っていいんだ』
弱みを握られた僕は思わず口を閉じる
『ね？笑』
「は、はい...」
『じゃあ、罰ゲーム！ころん達かもん！』
そう言われ無理やりクローゼットへ連れて行かれる
『ころんはこれね』
渡されたのはタイトスカートと白いブラウス
「僕...男なんだけど」
『あーあ！言ってもいいんだ』
「はい...」
渋々着るがやっぱり恥ずかしい
『着替え終わってるんでしょ？』
ドアを開けられる
「恥ずかしいから見ないで...！」
カシャッ
『かあいいい！！！』
『次！るぅとくん』
そう言われ出てきたるぅとくんはメイド服だった。
「えぇ！？Aメイド服持ってたの ？」
大声でびっくりしたようにさとみくんが言う
『そうなの！だからお揃いにしようと思って』
Aのメイド姿？！そんなの見たいに決まってる
「今着て来て！早く！！」
『うぇ？！あ、はい！』
『どう？可愛い？』
「「「可愛い...」」」
『写真撮って！』
上目遣いで目をうるっとさせオネダリする
「僕が撮ります！」
「いや、俺が撮るから」
「僕が撮るから」
『じゃあ、みんなで撮れば？』
それからAのスマホを使って写真を撮るが...
「もっと右だろ」
「まっすぐにしてください！」
「いやもっと上でしょ」
Aの写真を撮りるぅとくんとのツーショットもやり終わった後自分達のスマホで撮ってもいいとの許可が降りた。その後10分間シャッター音は鳴り止まなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なこ(プロフ) - あの…題名(?)47話が27話になってますよ(^^;; (2021年3月5日 19時) (
レス) id: 5366d3b48b (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 描いてくれてありがとうござます！ (2021年1月3日 23時) (レス) id: 7acb83f600 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - リクエストです！皆で王様ゲームしてみた！です。あと、この作品好きです！応援してます！ (2021年1月1日 15時) (レス) id: 7acb83f600 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：a | 作成日時：2020年11月29日 22時
