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頬にあった手は
ルハンによって離されて
LH『怖かったよね』
優しく頭を撫でられて
私の心臓は速く動き出した
こんなに間近でそんな顔されたら
私はどうしたらいいの
『だ、大丈夫…！』
あからさまに動揺したまま
ルハンから離れるけどまだ落ち着かない心臓
「強がんなよ」
すると今度は後ろから聞こえたそんな声
振り返らなくたって
その声の持ち主が誰だかわかる
BH『泣いてたくせに』
器用そうで不器用な彼からの
優しくない言葉
『うるさい』
いまだに素直になれない私は
そんな言葉しか返せなくて
LH『二人ともいい加減にしなさい』
BH『『痛っ、』』
呆れた表情のルハンに
揃いも揃っておでこを叩かれた
お互い叩かれたとこ押さえながら
目を合わせるけどなかなか言葉が出ない
LH『ったくもう…』
さすがにしびれを切らしたルハンが
今度はベクに向き直ると
LH『俺はお前のやり方が正しいとは思わない』
真剣な表情でそう告げた
突然で驚いたけど
ベクは覚悟していたのか動じてない
そしてその覚悟を感じたのか
ルハンは言葉を続けた
LH『どんな理由があったとしてもAを傷つけるようなお前のやり方は許せない』
BH『…っ、』
LH『それに、周りに何も言わずに一人で抱えたことも許せない』
BH『…それは、』
ルハンのその言葉に
少し動揺を見せるベク
LH『どうして相談しなかったんだよ』
なんて言うルハンの表情は
少しだけ寂しそうだ
きっとルハンは頼ってほしかったんだと思う
兄貴としてベクが頼ってくれるのを
ずっと待ってたんだろう
だけど、
LH『…俺も大人げなかったけどさ』
BH『ルハニひょん…』
自分の非も認めて
弱い部分を見せる彼
LH『ごめんな』
そして素直に謝れるルハンを
心からすごいなと思った
。
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はんべく(プロフ) - suminさん» はじめまして！コメントありがとうございます！そういってもらえると、私も頑張れます(´；ω；`) これからもよろしくお願いします＼(^-^)／ (2016年7月13日 11時) (
レス) id: bf11d99d65 (このIDを非表示/違反報告)
sumin(プロフ) - いつも楽しんで読ませてもらっています。この小説は、本当に面白くて、完全に感情移入しし過ぎてしまいますwドキドキするし、うるっとくるし、すごく大好きな小説です！！これからも応援し続けます！ふぁいてぃんです！ (2016年7月11日 0時) (レス) id: 20eef0f8b0 (このIDを非表示/違反報告)
はんべく(プロフ) - かめさん» コメントありがとうございます！！ そうやって言ってもらえてすごく嬉しいです(T_T) 更新したのでよければ読んでやってください＼(^-^)／ (2016年7月11日 0時) (レス) id: bf11d99d65 (このIDを非表示/違反報告)
かめ - めっちゃいいですね(^.^) 引き込まれます！ファイティンです！ (2016年6月30日 20時) (レス) id: 5c455074e4 (このIDを非表示/違反報告)
はんべく(プロフ) - acoyanさん» コメントありがとうございます！！そういってもらえると本当に嬉しいです(T^T) 頑張って更新しますので、最後までよろしくお願いします＼(^-^)／ (2016年6月10日 22時) (レス) id: bf11d99d65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はんべく
| 作成日時：2016年5月5日 22時
