･体育祭本番※ ページ10
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校庭には全学年が集まり,各クラス気合が入っているのが目に見える今日この日。
2年生最初の行事である"体育祭"が始まろうとしていた…
友「俺,絶対優勝するから!!」
孝「怪我だけには気を付けてな」
春「みんな頑張ろうな♪」
紅「うん♪ぼく,春くんのために頑張るね」
雪「火野くんも頑張ろうね」
夏「…あぁ」
皆気合十分といった様子だった。
競技開始の放送と同時に,皆が移動するのを俺と雪は見送っていた。
俺達の競技は午前中最後の為,時間まで雪と一緒に応援する事にした。
雪「皆,頑張ってほしいな…」
春「雪の応援があれば皆勝つよw」
雪「春の応援も必要だよ♪」
前より冗談が言えるまでの関係になれたと思った。
練習も上手く出来てたし,本番で焦らなければ勝てる自信までつけた。
"雪となら大丈夫…"
白熱する応援の中,体操服の袖を引かれ顔を向けると雪がこっちを見ていた。
雪「…お手洗いに行ってきてもいいかな？」
唐突に何故それを俺に聞いてきたのだろう…
正直笑おうかと思ったが,本人は至って真面目に聞いている為笑わずに親指を立てた。
走って行く姿がまるで子供のようで,少し心配になった。
この心配が当たる日が来るなんて,その時は思いもしなかった…
ーーーー
トイレまでの距離は,応援していた場所の反対方向にあって体力のない僕には正直大変だった。
ドアを開けると,それなりに掃除されているだけあって綺麗だった。
早く済ませて戻らないと…
春と練習した二人三脚,絶対に優勝したいと思った。
そしたらきっと…
"春が喜んでくれると思うから"
トイレを済ませドアを開けると,外から数人入って来るなり僕の顔をジッと見る。
？「"雪ちゃん"だよね？」
雪「…そ,そうですけど」
何で僕の事を知っているのだろう…？
ジャージの色から3年生(先輩)だと分かる。
"怖い…逃げないと"
本能的にこの場から逃げないといけないのに,身体が震えて動けなかった…
先「いいコトしようぜ,雪ちゃん」
身体を拘束し自由を奪うと,顔を近付け口を塞がれた。
何かを呑まされたかのように身体は暑く,触られる度に甘い声が出た。
雪「…めて,さわら…ないで…」
言っていることとは裏腹に,身体は敏感になり何かを求めるように善がっていた…
先「雪ちゃんって,実はかなりえっ_ちな子なんだね♡」
繰り返される口づけ,身体を弄られる刺激に僕はいつしか気を失っていた…
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B民(プロフ) - 中途半端な愛さん» コメントありがとうございます,今後の2人の展開を楽しみにしていてください♪ (2019年2月3日 1時) (
レス) id: 572b3d69bd (このIDを非表示/違反報告)
中途半端な愛 - 夏月たちがどうなるのか気になります！ 読んでいて感情を揺さぶられる作品で、、、最高です。最高。 更新頑張ってください！ (2019年2月2日 23時) (レス) id: 55fb495860 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B民 | 作成日時：2018年7月24日 20時
