23 ページ23
あなたside
家に帰っているとベランダから大我が声を掛けてきた。
急いで家に入って私も同じようにベランダに行く。
「たーいが!」
京「帰ってくんの遅かったね。」
「松村先生と話してたの。」
京「 .. あそ、阿部ちゃんは?」
「帰ろうとした時に来た .. かな。」
そう言うと大我は何故か寂しそうな顔をした。
京「Aさ、俺から離れないでね。」
「どうしたの急に。」
京「 .. 別に。」
「大我はさ、なんで私と一緒に居てくれるの?」
京「 .. え?」
「大我モテてるじゃん?ほら、恋愛とかしたらいいのになって。」
京「俺はAの傍に居たいの。」
そう真っ直ぐ見詰めながら伝えてくるから
「 .. ば、馬鹿言わないでよ ... 」
恥ずかしくなって私は部屋に戻ってしまった。
京「何あれ、可愛いんだけど ... 」
そんなこと言っている大我にも気付かずに。
72人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「阿部亮平」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まるちーず | 作成日時:2020年9月2日 11時