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あなたside
あ「じゃあ松村先生は阿部先生の秘密知ってるってことですか？」
松「まあそれなりに。」
あ「訴えればいーのに。」
松「出来るもんならやってるわ。」
あ「なんで出来ないんですか？」
松「だって人気じゃん。そんな人訴えたらどうなると思う？」
" 学校に来る人減るだろ？ " って。 " 俺と違って生徒と仲良いし " って。
確かに松村先生は必要最低限のことしか生徒と話さない。自分から話しかけに行くなんて珍しい話。
「私は松村先生の方が好きですけどね。」
松「嬉しいこと言ってくれんじゃん？」
「あんな遊び人教師は無理です。」
って松村先生にしか聞こえないくらいの声で言う。
阿「誰か遊び人教師だって？」
後ろから声が聞こえて向いて見れば阿部先生が居た。
「阿部先生ですよ。遊び人は。」
阿「教育のなってない悪い生徒は早く帰んねーと。」
って手をヒラヒラさせて " ばいばーい " って松村先生と教室を出ていく阿部先生の背中を見ていた。
やっぱ無いよね ...
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作者名：まるちーず | 作成日時：2020年9月2日 11時
