四十二話:上弦の力 ページ50
『......あぁ、私は宇髄A。音柱。
直ぐに忘れるから別に名乗らなくて良い。』
竈門「.....俺は竈門炭治郎です!覚えてくれるまで、何度だって名乗ります!」
我妻「はぁぁぁ?!炭治郎?!お、俺は我妻善逸です!」
嘴平「俺は嘴平伊之助様だ!親分と呼べ!」
『.....兄者。』
Aは兄に何かを訴えるような目をしていた。
宇髄「あー、情報だろ?鬼の。」
『....違う。こいつらの階級だ。実力は?』
宇髄「一応、煉獄と任務に出て生きて戻ってきた。最期に一撃お見舞したらしいぞ。階級は庚だ。」
『そうか。今回は、上弦の可能性が高い。ここでもし倒せれば、鬼舞辻無惨を倒すことに一歩、近づくかもしれない。
それから、我々柱は実力があるとはいえ、貴殿らの先輩であり、上司だ。頼れ。生き残った者が勝ちだ。』
そういったAは、無表情だった。
『....私は禿か。』
着替えた着物を見て、Aはそう言う。
その通りである。間違えて客を取らされ、妹が傷物にされるなど宇髄天元は耐えられない。
というわけで、Aは禿として潜入することになった。
幸い、まだ子供のような背丈。胸はあるがサラシで潰す。
そうして、子供のように見せる化粧をすれば、Aを大人と思う人はいない。
宇髄「というか、それは見つかった時の服装な。普段はこっそり侵入、情報を収集だ。鬼がわかり次第、連絡しろ。」
『心得た。』
リドル「うっ、うっ、トレイ....」
トレイ「落ち着け、リドル。」
ケイト「うっ.....」
ハーツラビュルが泣き出す。
トレイでさえ、涙目だ。
エース、デュースは言わずもがな。
レオナ「.....」
ラギー「.....やっぱ、なんかあったんすか。」
『あぁ。この世界に来て、煉獄杏寿郎という名前さえ忘れていた。
だから、記憶が戻ったからには、もう、二度と忘れないようにしたいんだ。』
花陽「お話がいっぱいになりましたので、続編へ移行します!」
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あ - 八話でユウリに向かって貴殿と言っているんですが、ユウリは女性なので貴殿ではなく貴女では? (7月17日 14時) (レス) @page13 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら)(プロフ) - 二十話で”クローバー先輩”と言っていましたが夢主ちゃんって3年生じゃなかったですか…? (2020年10月26日 20時) (レス) id: ede154cf4d (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - あの、1つ訂正していただきたい箇所があって、もしご存知でしたら、申し訳ないのですが、ナイトイレブンカレッジではなく、ナイトレイブンカレッジです。上からですいません。とっても面白かったので、続き楽しみにしています。 (2020年10月22日 7時) (レス) id: 194fa15314 (このIDを非表示/違反報告)
へまとふぃりぃあ - 派手なコソコソ話という矛盾 (2020年10月17日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 拝みました、面白すぎて大好きです! (2020年10月16日 2時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花陽 | 作成日時:2020年10月6日 22時