二十七話:ディアソムニア ページ35
ラギー「シシシッ!でも、こんなことをしたってどうせディアソムニアのヤツらは手遅れっス!」
??「ほほう?それは興味深い話じゃ。」
誰だ、とAは思ったが、声には出さない。
ちなみに、監督生だが、エースの後ろで縮こまっている。
Aはある意味納得した。魔法が使えないのに、戦いに加わるのは危険だからだ。
まぁ、だからといってエースの服の端を掴んで足止めするのは頭にきていたが。
Aの握っている木刀がミシミシと音を立てている。
デュース「A、ちょっと押えろ。」
『.................わかった。』
長く間を開けたものの、Aは頷く。
『....きけば、随分と酷いな。』
Aが口を開いたのは、レオナがマレウスがいるのなら降りる、と言った時だった。
マレウスたちは五体満足で、レオナたちに勝ち目はない。だから降りるという内容だった。
『夢?理想?叶えられないだと?私たち鬼殺隊は、夢や理想と言われていい目標をもち、それを実現してのけた。
たくさんの犠牲が出た。仲間を沢山失った。それでも、夢や理想と言われている目標をただひたすらに見据えていた。
それ以上、叶えられないなど言うな。実に不快だ。兄者や、仲間を侮辱されたようで。』
レオナ「うるせぇな。あぁ.....めんどくせぇ。黙れよ雑魚ども!」
.....ポチャン......ポチャン
『なんの音だ....?』
エース「音?」
『水のような音がする。』
ラギー「ぐぇぇっ....!」
寮生「うわぁぁぁ!」
グリム「な、なんだこれ?!鼻が乾く....目が痛てぇ!」
ジャック「レオナ先輩の触ったものが、全ての砂に変わっていく....?!」
レオナ「これが、俺のユニーク魔法.....
皮肉だろ?何より干ばつを忌み嫌うサバンナの王子が持って生まれた魔法が.......
全てを干上がらせ、砂に変えちまうものだなんて!」
ラギー「レオナ.....さ.......っ苦し.......ッ!」
デュース「ラギーの腕にひび割れが?!」
エース「まさか人間も干上がらせるってのかよ?!」
リドル「レオナ、それ以上は辞めるんだ!
グリム「ふなっ?!リドルの首輪が弾かれた?!」
『やめろ。そいつが死ぬぞ。そいつは確かに人を傷つけ、怪我をさせた。しかし、それを支持した貴様がそいつを傷つける権利はない。』
Aは飛び出そうとするも、デュースに止められる。
『むん.....』
二十八話:記憶→←作者の叫び(見なくても支障はございません)
1081人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - 八話でユウリに向かって貴殿と言っているんですが、ユウリは女性なので貴殿ではなく貴女では? (7月17日 14時) (レス) @page13 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら)(プロフ) - 二十話で”クローバー先輩”と言っていましたが夢主ちゃんって3年生じゃなかったですか…? (2020年10月26日 20時) (レス) id: ede154cf4d (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - あの、1つ訂正していただきたい箇所があって、もしご存知でしたら、申し訳ないのですが、ナイトイレブンカレッジではなく、ナイトレイブンカレッジです。上からですいません。とっても面白かったので、続き楽しみにしています。 (2020年10月22日 7時) (レス) id: 194fa15314 (このIDを非表示/違反報告)
へまとふぃりぃあ - 派手なコソコソ話という矛盾 (2020年10月17日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 拝みました、面白すぎて大好きです! (2020年10月16日 2時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花陽 | 作成日時:2020年10月6日 22時