十七話:パン ページ23
??「あっちゃ〜。昼飯争奪戦、完全に出遅れちゃったッスね。レオナさんに頼まれてたデラックスメンチカツサンド、もう売り切れてるじゃないスか。」
Aはその言葉ではなく、彼に着いていた耳に興味を持っていた。
グリム「にゃっはっは!勝利の味、得と味わわせて貰うんだゾ!」
『....いや、そこまで最低だったのか....』
最初との違いに、思わずAは困惑した。
デュース「はぁ。」
『....でゅーすは、兄者みたいだな。』
グリムたちを放置し、Aはデュースに話しかける。
デュース「あれ、兄がいたのか?」
エース「どんな人だったんだ?」
『兄者は、抜け忍でな。人のために戦っていたんだ。派手なことが好きで、いつも綺麗な石をつけていた。
あと、身長が高くてな。確か、あたらしい単位だと198あったそうだ。』
デュース「新しい単位?」
『あぁ。せんちめーとる、と言う単位だ。』
エース「へー、かなり高いね。」
グリム「ふ、ふ、ふなぁ〜!オレ様のデラックスメンチカツサンド〜!!」
『....見間違いか?あれほど食い意地を張っていたぐりむが交換したんだが。』
デュース「....明日は嵐かもな。」←
『はぁ。見せびらかしたりしているからそうなるんだ。早く食べていればそうならないで済んだのに。
にしても、美味いな。』
エース「はぁぁ?!え、いつ買ったの?!」
『あぁ、ついさっきリドル寮長が買っておいてくれていたらしい。えーすがちゃっかり割り込んでる間に貰った。』
デュース「....さすがだな。」
『一口いるか?』
エース「え?!」
『?』
エースは驚き、デュースは固まった。
『はぁ。』
Aは近くにあったナイフでパンを切り、デュースの口に詰め込む。
ちなみに、グリムとエースは割り込んだ為あげなかった。
デュース「.....美味いな。」
『そうか。』
『....つまり、体が勝手に動いたと?』
グリム「そう、それなんだゾ!もう、訳わかんないからやけ食いしてやる!デュース、お前のパスタも一口よこすんだゾ!」
デュース「僕は関係ないだろう!やめろ!」
無理やり奪おうとするグリムをAは抑える。
デュース「先輩にはあげる。」
『ありがとう。』
グリム「ふな?!ずるいんだゾ!」
駄々をこねるグリムを無視し、エースはまた話し始めた。
エース「そういや俺たち、今日放課後学園長に話があるからこいって言われてるじゃん。一体何の話だろうね。」
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あ - 八話でユウリに向かって貴殿と言っているんですが、ユウリは女性なので貴殿ではなく貴女では? (7月17日 14時) (レス) @page13 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら)(プロフ) - 二十話で”クローバー先輩”と言っていましたが夢主ちゃんって3年生じゃなかったですか…? (2020年10月26日 20時) (レス) id: ede154cf4d (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - あの、1つ訂正していただきたい箇所があって、もしご存知でしたら、申し訳ないのですが、ナイトイレブンカレッジではなく、ナイトレイブンカレッジです。上からですいません。とっても面白かったので、続き楽しみにしています。 (2020年10月22日 7時) (レス) id: 194fa15314 (このIDを非表示/違反報告)
へまとふぃりぃあ - 派手なコソコソ話という矛盾 (2020年10月17日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 拝みました、面白すぎて大好きです! (2020年10月16日 2時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花陽 | 作成日時:2020年10月6日 22時