《ツイステ》心を持たぬ少女は歪んだ世界で何を思う《鬼滅の刃》

序章 ページ3

＿＿＿＿鬼舞辻無惨.....私はお前を許す気はない




『私の、仲間を！最愛の兄を！何故、何故！傷つけた！私などを、大切にしてくれたあの優しい人を！あの人は、幸せに暮らせるはずだったんだ！何不自由なく、幸せに暮らすべき人なんだ！

私は貴様を....許さない！』

鬼舞辻「人間が脆いからだ。鬼になっていれば、失うことは無い。」

『.....やはり、ここで殺す。殺せなくとも、足止めはする。



絶対に、貴様を倒す！』

終之型 冬の寒音

鬼舞辻無惨の動きが急にゆっくりに見えた。

あぁ、炭治郎も来たな。

せめて、ここでt

『カハッ！』

急に肺が動かなくなった。

これは？

鬼舞辻「やはりもろいな。」

嘘だ、これは兄者も認めた技だ。今まで一度使用したが、こんなに早くなかった。

何が原因だ？

呼吸で体を調べる。

......あぁ、私は死ぬのだな。

肺に穴があいている。恐らく鬼舞辻がしたのだろう。

おかげで首元の大動脈が破裂した。

出血が止まらない。さすがに全集中の呼吸でも無理らしい。

兄者.....

竈門「Aさん？！」

なぜ、振り返る。仇がすぐ前にいるのだぞ？

私なぞ気にしなくて良い。

最後の力を振り絞り、叫ぶ。

『振り返るな！私はもう死ぬ！私の戦った分、耐え抜いた分、生き残れ！生き残って、鬼舞辻無惨を討ち取れ！

私の！最後の頼みだ！』

竈門「っ！はいっ！」

慣れろ。気にしてはダメだ。私はもう動かなくなる。ただの屍となるのだ。

気にするほどのものでは無い。









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音柱、宇髄A。
齢18歳で殉職。
元くノ一。
宇髄天元の妹であり、最後まで戦い抜いた。
死因は大動脈破裂による出血多量。
死体は出血以外は傷ついていない。
竈門隊士、及び柱が来るまで被害を一人も出さずに食い止めていた。
鬼殺隊最強の柱である。

一話:始まり→←音の呼吸の説明

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