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十話:鬼殺隊 ページ15

男児は己を鬼舞辻無惨と名乗るようになった。

鬼舞辻無惨は自分の血を与えることで鬼を増やせることを知った。

そして、鬼を増やし、青い彼岸花を探させた。

己は日光を克服する方法を探し、人間に擬態して研究を始めた。






鬼舞辻無惨を排出した家では、とある異変が起きていた。

その家の子供が、短命すぎたのだ。

それが何代も続き、いよいよ家が途絶えようかという時だった。

神主から明かされたのは、鬼舞辻無惨の存在であった。





鬼舞辻無惨という怪物を排出したとして、その家の子供は長く生きられない呪いを背負わされていた。

神主からは、” 同じ血筋から鬼が出ている その者を倒すために心血を注ぎなさい そうすれば一族は絶えない”と助言を受けた。

それからは、代々神職の一族から妻を貰い、呪いは薄れていった。

それでも、30歳以上生きた者はいなかった。




この家は、産屋敷と言った。

産屋敷家は、鬼殺隊を立ち上げ、その統括者となった。

鬼殺隊とはその名の通り、鬼を殺す隊。

私も、この隊の一員だった。

鬼殺隊は闇夜に紛れ、鬼を狩る。

鬼がこの世から消え去る、その日まで____







『これで良いか....なぜ、貴殿が泣く?』

グリム「うぅ、なくに決まってるんだゾ!」

『そ、そうか?』

人のために泣く理由は、Aには分からない。









リドル「そうなのか。」

Aが寝た後、グリムは寮長室に訪れていた。

鬼について教えるためだ。

リドル「Aも、鬼に殺されたのか。なるほど....まて、殺されたのに生きているのか?!」

グリム「ブナっ!確かに、そうなんだゾ!」

矛盾を見つけ出し、2人で慌て始める。

とりあえず、明日Aを問いただそうと思ったリドルとグリムであった。

なんやかんや仲が良い。←






『死んだのに何故いるのか?』

トレイ「ん?」

ケイト「へ?」

「「はぁ?!」」

『実を言うと、私にもよく分からない。首の大動脈が破裂したはずなのだが、生きていてな。』

リドル「.....まぁ、異世界から来た時点で、色々おかしいよね。」

グリム「確かにその通りなんだゾ!」

結論:Aは規格外←

『ところで、何かあったのか?苛立っているようだが。』

リドル「あぁ、罰則を与えた寮生が反省していなくてね。」

『そうか。』

何かに焦っているようなリドルの音は、Aの耳に届いた。

『無理はするな。』

これが、Aの精一杯の気遣いだった。

大正コソコソ話 其ノ二→←九話:鬼



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- 八話でユウリに向かって貴殿と言っているんですが、ユウリは女性なので貴殿ではなく貴女では? (7月17日 14時) (レス) @page13 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら)(プロフ) - 二十話で”クローバー先輩”と言っていましたが夢主ちゃんって3年生じゃなかったですか…? (2020年10月26日 20時) (レス) id: ede154cf4d (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - あの、1つ訂正していただきたい箇所があって、もしご存知でしたら、申し訳ないのですが、ナイトイレブンカレッジではなく、ナイトレイブンカレッジです。上からですいません。とっても面白かったので、続き楽しみにしています。 (2020年10月22日 7時) (レス) id: 194fa15314 (このIDを非表示/違反報告)
へまとふぃりぃあ - 派手なコソコソ話という矛盾 (2020年10月17日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 拝みました、面白すぎて大好きです! (2020年10月16日 2時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花陽 | 作成日時:2020年10月6日 22時

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