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十二 ページ13

何とか宇髄さんも追い出しましたよもう…。



宇髄さんが何故引き出しを漁っていたのかは、終始分からなかったケド…。



まぁ大丈夫!!



無一郎君も離れたし!!



あの後お粥も要らないって寝たし!!!



………一応作ったほうが良いかな?



朝から何にも食べてないんだよね無一郎君…。

………。



今日は良く頭を使うな、なんて眉間に皺を寄せていると、目が疲れてくるので(慣れていない)目を保養したい……。なんて事も考えたくなる。



そうだ、宇髄さんを見て思い出した。



温泉、また行きたいなぁ…。



暫く行ってないよね、何時ぶりかな。



……1…、2、…………。



計算は少しばかり苦手なので、(慣れていない)
指折り数えていたのだけれど。



『3年?!?!』



あ、静かにしないと…。



無一郎君寝てるんだった、気を付けよ…、気を付けないと。



…そんな事ってあるんだ、3年も温泉に入ってない人なんて初めて見た…。



…自分だけど。



刀鍛冶の方達の方も、里を移されたんだよね。
一回差し入れ持っていったんだけど、挨拶ついでだし、また差し入れ持っていこう。



無一郎君は本当にお世話になってるから…。



でも、本当に…。


疲れた。



お粥も一応作っておこう。



食べたいって言われたらすぐあげられるようにしても損はないよね。



粥かぁ…、無一郎君風邪とか滅多に引かないし、
(引いてほしくないけど)

看病とかもしないから…。
(前まではしのぶさんに頼んでいた)



今回ちょっと上手く行かなかった事もあったし。



今度無一郎君が風邪を引いたときの参考にしよう。



良くも悪くも………。



ごほんごほん。



今回よりは上手くいくはず。



人の振り見て我が振り直せ、って言うでしょ?



…まぁ今回は、



自分の振り見て我が振り直せ、かも知れないけど……。



取り敢えず!!



熱も順調に下がり(そう)、無一郎君も元気(そう)、



今のところ悪かった事は…



宇髄さんが勝手に入って勝手に棚の下敷きになって勝手に怒ってた事かな。

(俺可哀想。by.宇髄)

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作者名:つっきい。 | 作成日時:2023年5月4日 12時

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