時透君の妹ちゃんは…、【鬼滅の刃】 (ページ2)

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壱ページ2

無一郎「○○、起きて。もう任務行っちゃうよ。」

ん、うぅ…、辞めて、起こさないで～ぇ……。

『無一郎君と甘味処に行く夢見てたのにぃ…、』

無一郎「そうなの?嬉しいね。」

ん～？……、無一郎君の声………。

無一郎「御早う、ねぼすけさん。」

そう言って私の顔を覗き込んできたのは、兄の時透無一郎。

『御早う…?』

まだ寝惚けた頭で起き上がると、隊服に着替えた兄の姿が。

『もう着替えたの?早いね…、』

ふわぁ、と欠伸をしながら言い放った私の言葉に、無一郎君は少し呆れたように、

無一郎「時間見なよ、ねぼすけさん。
　もう任務の時間なんだってば。」

と言ってきた。

そんなに寝てたかな…、ねぼすけじゃないし…。
連呼しなくていいよ…。

そう思いながら時計を見ると、昨日無一郎君に伝えられた任務の時間…、の、

『1時間前…?』

無一郎「改めて御早う、早起きさん。
　僕よりは遅いけど、褒めてあげる。」

早起きさん、と言い直した辺り、時計が狂っている訳では無さそうだし…。

『無一郎君、騙したの～っ?!』

無一郎「○○の反応、毎回楽しみにしてるよ、
　御早う。」

御早う、じゃないよ、もう…。

私達の朝は、賑やかに、そして驚きから始まります_⁠_⁠_⁠_⁠。