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松田side
知らない天井…。
漫画のような体験をするとは思わなかった。
看護師｢松田さん目覚めましたか？｣
俺は点滴をしているらしい。看護師が気分はどうですか？と聞いてくれるが声が出ない。
すると近くの部屋から説教する声。病院で何やってんだ…静かにしてくれ、とやる事ないから聞いているとどうやらAが怒られているらしい。
看護師｢お連れの方ですか？もうすぐ来ると思いますよ｣
Aは大丈夫か？俺を庇って背中を…。
無事に犯人は捕まえられたのか？記憶がない。
A｢はあ…｣
ため息と一緒にカーテンに入ってきたので俺は寝たフリをすることにした。
彼女は俺が寝てるのを確認すると髪の毛を触り始めた。
A｢なんであんな無茶したんですか？｣
｢私が心配だったからとか言わないでくださいよ？｣
松田｢心配して悪いかよ｣
びっくりして髪から手を離す。
Aはこれでもスキル積んだ公安警察ですと言う。
松田｢公私混同させる奴がよく言うぜ｣
A｢それは松田さんも同じですよ｣
松田｢分が悪いと思ったんだ…相手は男。Aが向かった時に複数人見えたから…｣
途切れる意識とぼやける視界で確証は無かったけど。
松田｢それに1人で行かせたら居なくなっちまうと思ってよ｣
A｢夢の話ですか？｣
そういうスピリチュアルなの松田さんも信じるタイプなんですね、と言われる。
Aに出会わなきゃそういう考えすることも無かったと思う。
A｢……すみません｣
｢心配かけて無理させてしまって｣
Aは下を向いたと思ったらすぐ顔を上げた。
何か決心した表情だった。そういう勉強も捜査一課になってからしたつもりだ。コイツは今俺と一線を引こうとしている。
A｢やっぱ____｣
松田｢断る｣
A｢何も言ってませんけど？｣
松田｢どうせ花屋には来ないで、とか？関わるの辞めましょうとか？言い出すと思ったからな｣
｢違うか？｣
そう言うとまた俯いた。正解らしい。
こんな事したって意味ねぇのに。
松田｢他の奴らに言ったとしても断られると思うぜ？｣
点滴が終わりそうだったからナースコールを押して起き上がる。…お、楽になった気がする。
A｢……｣
看護師に片付けしてもらいコートを羽織る。その間も何か言いたげなA。
聞こうか迷うがこの続きは車か家にしよう。
松田｢さ、俺を看病してくれ。朝のお粥が食べたい｣
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ナギ(プロフ) - 113の風見さんと景光のやりとりですが、風見さんは景光の上司なので風見さんがタメ語で景光が敬語ですよ！ (2022年11月20日 21時) (
レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kne.hrknt（ハル） | 作成日時：2022年6月8日 11時
