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時計を見たらもう夜遅く。
私は蘭ちゃん、園子さんを家まで送り届けるためにお店前に車を停めた。

蘭「今日は楽しかったです!」

園子「ありがとうございました!」

礼儀正しい良い子だなぁ。見送りするのが降谷さんだけで申し訳ないけど笑。
萩原さんと諸伏さんは蘭ちゃんたちに注がれ続けてソファーで仲良くダウン中。

降谷「面倒見てるから大丈夫」

A「よろしくお願いします」

車内は最初キャッキャしていたけど、朝からイベント手伝って貰っていたりしたから気が付いたら2人は眠っていた。
先に園子さんを送り届け、蘭ちゃんを送り届けた。

A「……あ」

私が蘭ちゃんを背負って階段を上がると腕を組んで待つ人影。新一くんだ。

新一「電話もメールも珍しく気付かなかったから心配したけど…花屋にいたんですね」

手にはプレゼントかな?

A「手伝いもしてくれて、随分借りちゃったみたいね」

カバンから取り出した鍵で開けると一緒に中に入る。少し警戒されているようだ。

A「何もしないよ」

新一「この前のおねーさんの身体能力を見たら少しは警戒しますよ、花屋には必要ない力なのに…趣味とかあるんですか?」

顔をのぞき込まれた。

A「いつかは見破られるから先に言っとこうかな」

「私は元警察官だよ、佐藤刑事と同期でね」

なって割とすぐに病気で辞めてしまったけど。と半分真実、半分ウソを混ぜて話した。
だから顔見知りの刑事さんが居るんですよ、と。

新一「ふーん、松田刑事とも?」

今日事件で顔を合わせたんだと新一くん。
無事に解決したけど様子がおかしかったらしい。

A「病み上がりで疲れてただけじゃない?」

新一「なんで病み上がりって知ってるんですか?」

A「ウチの超常連さんだからね、来れないって連絡あったんですよ」

探られてる…。早くここから離脱しないと。

新一「いつもキレキレな推理をするのに今日は的外れな事ばかり言ってたから気になったんですよ」

疲れてたのなら仕方ないですね、と新一くん。
的外れなんて珍しい。
元々会うって約束してたし、会わないとな。

降谷さんに帰りが遅くなるかもと連絡をした。ついでに花屋のソファーがベッドに変えられることも伝える。

A「毛布はソファーの下の引き出しに」

<降谷「わかった」>

3人寝られるほどの大きさになるはず。
電話を切ると新一くんが目を細めて、「刑事さんを泊めるなんてAさん何者?」と呟いた。

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ナギ(プロフ) - 113の風見さんと景光のやりとりですが、風見さんは景光の上司なので風見さんがタメ語で景光が敬語ですよ! (2022年11月20日 21時) (レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年6月8日 11時

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