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トントントン…

ただ今、朝食作り。
なんとか、ニェルオッパから脱出して、
もう毎日の日課化している料理。
人参を切っていると、


フワッ


『…ビクッ』


突然後ろから抱きしめられた。
まあ、大体犯人はわかってるけど、


『ミニョンさーん?』

ミ「今日一回も話してない…」


私が料理をしている時に後ろから抱きしめられるのもほぼ日課化してる。
ミニョンさんこーいうの、無自覚でやってるかな、


『もー、包丁持ってるから危ないって何回言えばわかるんですか?』


普段はしっかりしてるのに、
実は天然入ってますよね、ミニョンさん。


ミ「ってかさー、ニェルオッパ、ってなに。」


ニェルオッパ?
カン・ダニエルのことです。


ミ「そんなことは知ってる。」


あ、なんか怒っちゃった…


ミ「なんで、あいつだけ、オッパなの?

…俺もオッパなのに。」

『ニェルオッパがそー呼べって言ったんですよー』


ミニョンさん、もしかしてオッパって呼ばれたいのかな、


『…ミニョンオッパ、でいいですか』


恐る恐る振り返ってミニョンさんの顔をみると、
みるみるうちに赤くなっていった。


ミ「…見ないで。」


きゅん、


ミ「や、やっぱ、まだオッパはいい…」


そう言って未だに顔を手で覆うミニョンさん。
顔が真っ赤なミニョンさんにつられて、私の顔も
真っ赤になっていることが自分でもわかる…


『そ、そーですね、』


この雰囲気が恥ずかしくなって、
下を向いていると


ミ「あーもう、、かわいい」


気づいたらミニョンさんにいつもとは違って
いつもよりも強く抱きしめられていた。
そして、ミニョンさんは耳元で囁いた。


ミ「…好きだ。」


なにを言われたか分からず戸惑いつつも
ゆっくりとその言葉の意味を理解する…


『…え、好きって、』

ミ「たぶん、最初見た時からずっと。」


そう言って
ゆっくり抱きしめていた手から私を離す。

真正面にいるミニョンさんの瞳は真っ直ぐ私を捉えていて、
吸い込まれそうだった。

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作品ジャンル:タレント
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yuzukipuripuri0(プロフ) - ジフン推しです!デフィとグァンリンって同い年だったと思いますよー別にどっちでもいいですかねー。頑張ってください! (2018年4月13日 19時) (レス) id: e71d877194 (このIDを非表示/違反報告)
碧花(プロフ) - *マウムさん» ありがとうございます!オンさん、そろそろ出さなきゃと思ってたんです笑← これからもよかったらみてください〜! (2018年1月22日 13時) (レス) id: 2945ebaabc (このIDを非表示/違反報告)
*マウム - この作品好きです!たまにニヤニヤしちゃったり、次はどんな話かなって読んでます(^ ^)私はオンさんの話とかもっと欲しいです(汗)オチが決まってしまったならいいです!更新するのファイティンです! (2018年1月22日 13時) (レス) id: 0232480371 (このIDを非表示/違反報告)
碧花(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!面白いって言ってもらえて本当に嬉しい…。更新頑張ります! (2018年1月20日 9時) (レス) id: cf834f80a2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説すごく面白いです!めっちゃワクワクしながら読んでます!これからも更新頑張ってください! (2018年1月20日 1時) (レス) id: 7477e0b50f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧花 | 作成日時:2018年1月18日 0時

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