FT×イナイレ大天使の巫女への道のり、そして・・・ (ページ30)

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第160話ページ30

～豪炎寺side～

眠れなくて外を散策していたらAが宿舎の前に立っていて、やっと帰ってきたんだなと安心した

話しかけたら驚かれたけど・・・

まぁ1番驚いたのは甘えてもいいかって話だな

そんな事言わない奴なのに・・・

豪「ん？」

少し体がズレたことに気づく

というかA・・・

豪「寝てるのか？」

『ｽｰ···ｽｰ···』

寝てた

豪「立ち寝か・・・」

すごいぞある意味

ラ「やっぱりか。」

豪「ラクサスさん！」

いつの間に・・・

ラ「初めから見てたんだがな。」

豪「！！」

ラ「しかし・・・俺以外の奴に甘えるとわな。」

豪「俺も驚いています。」

Aは強いからな・・・

ラ「・・・確かにAは強いが、心が弱い。」

豪「えっ。」

ラ「そういう奴なんだよAは。」

そうだったのか・・・

ラ「Aは無意識に心の支えを探してしまう癖がある。俺がいるから今はないけどな。それと・・・」

豪「？」

ラ「Aが好きなら、直球で言えよ。」

豪「！？」

バレてたのか！？

ラ「魔道士組だと、ナツ以外気がついているぞ。」

豪「・・・;;」

ラ「それだけだ・・・それと・・・」

まだあるのか？

ラ「いい加減に出てこい。」

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

黒い服を着た男達が現れた

豪「こいつらは？」

ラ「闇ギルドの奴らだ。まだいたんだな。」

豪「A、起こしますか？」

ラ「いや、敵は5人。俺だけで十分だ。下がっとけ。」

豪「はい。」

ラクサスさんの言う通りに下がっておく

ラ「レイジングボルト！！」

ドッカーン

大きな音が響く

Aは・・・

豪「寝てるな。」

そんなに疲れていたのか・・・

「全く。」

俺の後ろに誰かが現れる

豪「！！」

太裳「あ、驚かしましたね。すみません。」

豪「太裳さん。」

太裳「太裳で構いませんよ。しかしラクサス、寝てる人がいるのですから、使う魔法はなるべく大きな音が出ない魔法にしてください。念の為に結界を張りましたから良かったですが・・・」

ラ「わあってるよ。」

ラクサスさんはバツが悪そうな顔をした

『んにゅ。』

あ、

『ラク兄ぃ、うりゅしゃい。』

ラ「わ、悪い。てか寝てろ。」

『ひゃい。』

また寝始めた

ラ「豪炎寺。」

豪「はい。」

ラ「Aの事頼んだぜ。」

豪「わかりました。」

その後、この事を見ていた春奈に問い詰められかなり疲れる羽目になってしまった