63話 第三者side ページ20
アキレウスは八岐大蛇に乗っ取られたAを少しずつ追い詰めていた
八岐大蛇「ｯ!何故だ！何故、我の動きに着いてこれる！？」
アキレウス「最速の英雄を舐めんじゃねぇ！」
八岐大蛇「来るなぁ、来るなぁ！！」
八岐大蛇はヤケになり水を乱発する
アキレウスにとっては遅すぎる攻撃である為、すぐ様背後に回って槍を振るう
その攻撃に八岐大蛇も実体化させた剣で防ぐ
一撃、一撃を打ち合わせる度に八岐大蛇は受け止める力が弱くなる
八岐大蛇「何故だ、何故体が言うことを効かなくなっている！？」
アキレウス「アンタは俺のマスターの体を酷使し過ぎた。マスターの体はアンタの意志とは違ってもう動く事は不可能に近いんだよ！」
アキレウスは神速と言わるた速さで一気に距離をつめ、Aの腹部に槍を刺した
そのまま地面に突っ込む
地面は大きく抉れた
アキレウス「・・・」
ピクリとも動かないAから槍を引き抜けば、八岐大蛇の仕業だろうか。瞬く間に傷口が塞がった
アキレウス「マスター、起きろ。マスター」
A「・・・ライダー？」
目を覚ましたAは八岐大蛇から開放された。だが、神である八岐大蛇が長時間出ていたせいで体がボロボロである
A「・・・どうしてだろう。八岐大蛇に体を乗っ取られていたのにライダーの声はよく聞こえてた。私を助けようとしてたのも」
アキレウス「・・・あぁ」
A「泣きそうな顔をしないでよ。貴方は悪くない。悪いのは私。八岐大蛇に体を乗っ取られたのが悪いんだよ？」
アキレウス「でも俺は・・・アンタを守れなかった」
A「ライダー・・・アキレウスは悪くないよ。ねぇ、アキレウス。最後のお願い・・・いい？」
アキレウス「・・・なんでも言ってくれ」
A「私を抱きしめて欲しいな・・・私ね、とてつもなく眠たいの」
アキレウス「・・・いいぞ。それぐらい」
アキレウスはAを抱えその場に座る
Aは右手をアキレウスの顔に添えた
A「・・・ありがとう。・・・ずっと前から言いたかった。大好きだよ・・・アキレウス」
Aの右手が力なく落ちる
アキレウス「マスター・・・俺も好きだぜ。アンタの事が」
アキレウスもそう言い残し消えていった
聖杯大戦
赤のライダー・脱落
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槍 - 折角完結したのに面倒だと思うんですけど、宜しければお願いしたくて、ホントに出来ればで良いので検討お願いします。 (2019年8月8日 11時) (
レス) id: 2a87c9b1c0 (このIDを非表示/違反報告)
槍 - 凄く面白かったです！楽しませて頂きました、ありがとうございます。それとお願いが有りまして、無理ならやらなくていいんですけど、夢主がサーヴァントに成ってからのアキレウスとの物語を書いてもらいたいんです。 (2019年8月8日 11時) (レス) id: 2a87c9b1c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鳥風月 | 作成日時：2019年7月15日 18時
