55話 ページ12
廊下をライダーに支えられながら歩く
1歩1歩踏み出す度に体に電気が走るような痛みに襲われる
A「わっ！」
歩き慣れてないせいか、足がもつれて転けそうになる
アキレウス「あっぶねぇ」
が、直ぐにライダーに支えられたので転けなかった
ライダーは何を思ったのか私を抱っこして歩き出す
A「ちょっとライダー！？」
アキレウス「落ち着けって、またあんたが転けそうになるのは見てられねぇからな」
A「・・・分かったよ」
理不尽だと思ったが、ライダーの目は本気で心配していたので渋々大人しくなった
ライダーに抱えられながら外に出る
A「・・・眩しい」
太陽を見てとても久しぶりと思える
あまりにも眩しいと感じたので、手で光を遮っているとアーチャーがやってきた
アタランテ「やっと起きたのだな」
アキレウス「ああ。マスター」
A「あっ、アーチャー。りんごありがとう。服も買ってきてくれて助かったよ」
アタランテ「なに、お前が無事で何よりだ」
A「ん」
アタランテにまで頭を撫でられた
アタランテ「所でライダー、マスターをどうするつもりだ？」
アキレウス「アサシンに手を出されないようにするしかねぇな。第一、マスターに一度手を出した奴だ。信用出来ねぇ」
アタランテ「言えている」
何そこで意気投合しているんですか
私は早く下ろして欲しいが為に足をブラブラしていると何故かキャスターがやって来た
それに気づいたライダーはキャスターから私を隠し、アタランテはキャスターに威嚇をしはじめた
シェイクスピア「吾輩、何故お二人に警戒をされているのでしょう？」
A「・・・」
テメェの心に聞きやがれ
これ、思わず本心から思った
アキレウス「何用だ、キャスター」
シェイクスピア「なに、ネタ集めですよ、ネタ集め！」
A「・・・」
よそでやりやがれ
これも本心から
アタランテ「いい加減にしろキャスター。その頭に矢を放つぞ」
シェイクスピア「それはされたくないのでこれにて失敬！」
シェイクスピアは物凄い速さで私たちの前から消えた
A「何しにきたんだか」
アキレウス「十中八九、マスターだろうな」
A「・・・でしょうね」
キャスターにとって、私は最高のネタだからね
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槍 - 折角完結したのに面倒だと思うんですけど、宜しければお願いしたくて、ホントに出来ればで良いので検討お願いします。 (2019年8月8日 11時) (
レス) id: 2a87c9b1c0 (このIDを非表示/違反報告)
槍 - 凄く面白かったです！楽しませて頂きました、ありがとうございます。それとお願いが有りまして、無理ならやらなくていいんですけど、夢主がサーヴァントに成ってからのアキレウスとの物語を書いてもらいたいんです。 (2019年8月8日 11時) (レス) id: 2a87c9b1c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鳥風月 | 作成日時：2019年7月15日 18時
