54話 ページ11
私は目を覚ました
多分だけどかなり寝ていた気がする
A「イテテテ・・・え？」
私は自分の体を見て驚いた
何故か私の体が大人の姿になっている
A「え、え、え・・・？」
頭が状況に追いつけず呆然としてしまう
するとライダーが金の粒子と共に実体化をした
アキレウス「マスター、大丈夫か？」
A「ライダー、これって・・・」
アキレウス「マスターの中に流れている血のせい・・・としか言えないな」
A「そんな・・・」
余りのことに顔を俯かせると、ライダーは私の頭をわしゃわしゃ撫でてきた
多分だけど慰めてくれている
アキレウス「俺のマスターはあんただけだ。もしあんたが化け物と呼ばれる存在になっても俺はマスターを助けてやる」
A「・・・絶対？」
アキレウス「絶対だ」
私はそのままライダーに抱きつく
ライダーは突然のことに驚いていたが受け止めてくれた
A「・・・絶対だからね」
アキレウス「・・・ああ」
気分が少し落ち着いたのでライダーから離れる
アキレウス「これ、姐さんから」
A「りんご？」
アキレウス「おう」
A「ん、ありがとう」
私はりんごを1口かじる
A「・・・美味しい」
アキレウス「マスター」
A「？」
アキレウス「思ったんだが・・・その姿で歩けるのか？」
ライダーの疑問も当然だ
年ごとに成長していく体なら難なく動かせる。だが私の体は1日ぐらいで一気に成長した体だ。目の高さにも慣れないし。まだ体が痛い
A「多分・・・無理。ライダー、歩くの手伝ってくれる？」
アキレウス「勿論だ」
A「ありがと」
とりあえず
A「ん、ご馳走さま。ライダー」
アキレウス「おう」
私はライダーに支えられながら立ち上がった
・・・思ったけど私の体にあった服、誰が用意したんだろう
アキレウス「それなら姐さんが買ってきてくれたぜ。着替えも姐さんがやってくれた」
A「えっ」
アキレウス「顔に書いてあるぜ」
A「そっか・・・あとからアーチャーにお礼を言わないと」
アキレウス「そうしとけ。アサシンに猛反対して自分から買いに行ったからな」
A「成程・・・」
つまりはライダーも反対したって事ね
私はライダーに支えられながら庭園へと向かった
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槍 - 折角完結したのに面倒だと思うんですけど、宜しければお願いしたくて、ホントに出来ればで良いので検討お願いします。 (2019年8月8日 11時) (
レス) id: 2a87c9b1c0 (このIDを非表示/違反報告)
槍 - 凄く面白かったです！楽しませて頂きました、ありがとうございます。それとお願いが有りまして、無理ならやらなくていいんですけど、夢主がサーヴァントに成ってからのアキレウスとの物語を書いてもらいたいんです。 (2019年8月8日 11時) (レス) id: 2a87c9b1c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鳥風月 | 作成日時：2019年7月15日 18時
