64話 ページ24
光が本当のイナズマジャパンの一員になってからは、とても真っ直ぐな姿勢でサッカーを始めた
まぁ、野坂くんの参謀役になるとは思わなかったけど
A「・・・ふぅ」
アキレウス〈マスター〉
A〈・・・何？〉
アキレウス〈雨が降りそうだぞ〉
A「えっ？」
思わず空を見上げると、黒い雲が空一面を覆っていた
A「取り込まないと」
僕はアキレウスの手助けもあり、洗濯物を雨が降り出す前に取り込んだ
A「・・・うっわ」
取り込み終わり外を見れば、雨がザーッと降り始めた
A「取り込んでおいて正解だった。こんな雨じゃあ練習は中断しているな」
アキレウス〈そうなのか？〉
A〈この大雨の中、どうやってサッカーをしろと？〉
アキレウス〈アッ、ハイソウデスネ〉
A「やれやれ・・・ん？光がいない。それに稲森も」
アキレウス〈は？〉
A〈気配で分かるんだよ。なんだったっけ？覇気？いや、念か〉
アキレウス〈そう言えば、そんな能力持っていたな〉
A〈ま、とりあえず光に稲森がお前はひとりじゃないって言いたいだけだろ・・・僕はそうじゃないけど〉
アキレウス〈マスター・・・〉
僕は光の思いが分かる
けど、今の僕は皆に嫌われない様にしているただの人形だ
今と昔の“私”は違う
僕は日暮と偽り続けている人形
昔の“私”を取り戻す為だけの人形だ
《・・・日暮？》
アキレウス〈マスター？〉
A「あ、同時に話しかけないで」
《えっ？あ、アキレウスと話してたの？ごめん》
アキレウス〈悪いな、マスター〉
《ところで・・・かなり眠ってたんだけど、何かあったの？》
A《何もないさ・・・まだ寝ていなよ。藤丸》
《・・・分かったわ。おやすみ》
A《あぁ、おやすみ》
藤丸が僕の奥深くで眠りに入ったことを確認する
ちゃんと確認できたので自分の部屋に戻り、ベットにダイブした
A「・・・なぁ、アキレウス」
アキレウス〈なんだ？〉
A「いつバレると思う・・・僕がオリオンの使徒だって」
アキレウス〈・・・さぁ？予選が終わった後じゃないか？〉
A「あぁ・・・あ」
アキレウス〈どうした？〉
A「対策考えないと・・・飛ばされた後の」
アキレウス〈ん？・・・あぁ、マーリンが言っていた事か。そうだな〉
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宮來嘩(プロフ) - ぇちょっと待って……花鳥風月様、もしかしてハーメルンで小説投稿していませんか?しかもハーメルンの方の主人公が偽名を名乗る時に【岸波白野】って名乗ってて……本当に驚きました｡ (2023年1月13日 22時) (
レス) @page45 id: 7deb864914 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 続きが気になります！再新ファイトです(p`･ω･´q) (2019年5月13日 16時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鳥風月 | 作成日時：2019年5月2日 19時
