49話 ページ8
後半が始まった
フィールドにいる皆は充を助ける為に動いている
《充・・・お願い・・・》
A (・・・)
僕は藤丸の記憶にある充と光を見てみた
−−−−−−
A「充！光！」
充「あ、A！」
光「A姉ちゃん！」
A「早くしようよ！サッカー！！」
充・光「「うん！」」
−−−−−−
A (・・・幼かった時の藤丸と充と光は・・・笑顔が耐えないヤツらだったんだな・・・)
だが、今の充と藤丸はどうだ？
幼かった頃とは全然違う
充は自分を悪だと思い込み
藤丸はオリオン財団に両親を殺された事で、苦しみと怒り、そして・・・憎しみに囚われてしまった
そして僕は藤丸を守る為に現れた
僕は偽って生きている
なんの為に生きている？
それは・・・
A (藤丸と・・・一星充。いや、一星光を助ける為に生きているんだ)
フィールドにいる充を見る
すると一星の目が変わった
A「・・・！」
《・・・やっと、なれなんだね・・・光》
A「やっとい1つになったようだね・・・」
野坂・A「「一星・・・“光”くん」」
僕と野坂の声が重なる
基山「えっ！？」
砂木沼「一星光！？充じゃなく！？」
趙金運「そうです」
監督から光の過去が話される
趙金運「事故にあった日、亡くなってしまったのは弟の光くんではなく、兄の充くんだったんです・・・」
A「・・・」
趙金運「兄の充くんと父親を失い、失意のドン底にいた光くんは、その辛い境遇を乗り越える為に強く逞しかった兄になりきっていたのでしょう。そして血の滲むような努力の結果、サッカーにおいて兄の充くん同等の力を身につけたのです」
《本当に凄かったよ・・・私の所まで来て、サッカーを見てくれって言われたんだから》
A《・・・マジかよ》
あ、やば
藤丸の話を聞いていて、監督の話を聞いていなかった
A「・・・つまりは兄と弟。両方の能力を兼ね備えたプレイヤー・・・」
僕は充から戻った光を見る
A (相手の癖を言いながらするなんて・・・)
《光ったら・・・やっと楽しめてるじゃない》
A《・・・だね》
藤丸の口調から少しばかり喜びが滲み出ているのがわかった
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宮來嘩(プロフ) - ぇちょっと待って……花鳥風月様、もしかしてハーメルンで小説投稿していませんか?しかもハーメルンの方の主人公が偽名を名乗る時に【岸波白野】って名乗ってて……本当に驚きました｡ (2023年1月13日 22時) (
レス) @page45 id: 7deb864914 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 続きが気になります！再新ファイトです(p`･ω･´q) (2019年5月13日 16時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鳥風月 | 作成日時：2019年5月2日 19時
