《イナズマイレブンオリオンの刻印》幾度となく転生した少女は今 (ページ31)

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28話ページ31

A「ねぇ、どこなの・・・」

「マスター、こっちだ」

A「ここ？」

「残念、こっちだ」

A「もー！」

「ハハハッ！」

森の中を走る私

誰かを追いかけている

これは・・・前の世界の私の小さい頃

A「待ってよ～。ロビン！！」

ロビン「こっちだぞ！」

A「待てー！」

追いかけっこを始める

「全く・・・何をしている」

ロビン「え、英雄王様！？」

A「ギル～！」

ギルガメッシュ「なんだA」

A「ロビンが捕まってくれない！」

ロビン「ちょっ、マスター！？」

ギルガメッシュ「そうか」

ギルガメッシュの笑みに思わず後ずさるロビン

ギルガメッシュ「潔く捕まれ！」

ロビン「ぎゃああああ！！」

ロビンは鎖に捕まる

A「ロビン、捕まえた！」

ギルガメッシュ「よくやった！褒美に菓子をやろう！」

ギルガメッシュはAを連れて去る

ロビン「ちょっと！？」

ロビンは後にエルキドゥに助けられるのだが、その場に取り残されていたのだった

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A「・・・ん」

《おはよう。日暮》

A《おはよう。藤丸》

《さ、今日も頑張ろうね》

A《おう》

僕は顔を洗い、着替える

部屋を出ると・・・

一星「おはようございます。Aさん」

A「おはよう。一星」

一星「・・・大丈夫ですか」

一星にそう言われて思わず顔を顰める

A「・・・無理はしていない」

一星「貴方はあんな過去を持っているんです。少しは頼ってください」

A「・・・あぁ」

僕はそのまま一星と共に食堂に向かった

そのやり取りを聞かれていると知らず

鬼道「・・・」

鬼道 (あんな過去・・・？一体何を隠している。日暮A。そして何故、一星は日暮Aの過去を知っている・・・益々謎が出来る・・・)