13話 ページ16
夜
《・・・》
下に日暮Aの姿が確認出来る
つまり・・・
《幽体離脱しちゃった》
幽体離脱をしたのはいつぶりだろうか・・・
《今回の転生では初めてね・・・》
前の世界では何度もして
《・・・他の世界に行けるかな》
例えば・・・転生した事がある世界とか
・・・と、思っていたら
目の前にBORDERと大きく書かれた建物があった
《・・・来れちゃったよ(汗)》
どうやら私の特殊能力には幽体離脱している間だけ転生した事がある世界に行ける事が分かった
《・・・玉狛に行ってみよ》
私は空を飛び、玉狛支部へと向かった
[玉狛支部]
夜の玉狛支部は人が少ない
でも・・・
《やっぱり居た。遊真》
遊真くんは常にトリオン体だから寝なくていいんだよね
《・・・降りてみよ》
私はゆっくりと遊真くんの隣に降りる
遊真「・・・む」
遊真くんはしきりに辺りを見渡す
遊真「・・・もしかしているの・・・Aさん」
《・・・！》
私はそうだよと言わんばかりに頭を撫でた
遊真「・・・おっ、見えた」
《！？》
遊真「久しぶり、Aさん」
遊真くんが目を合わせて挨拶をしてきた
どうやら本当に見えるようだ
《お久しぶりです。遊真》
遊真「ふむ。声が出ないのか？でも声が聞こえる・・・何故だ？」
《・・・テレパシーかしら？》
遊真「ふむ。テレパシーか・・・」
《ちょっと難しいかしら》
遊真「うむ。わからん」
《やっぱり》
遊真「にしてもAさん。髪の毛の色変わったな」
《え？》
よく見たら日暮Aの時の髪だった
瞳の色は私のままだが
《・・・ちょっと訳ありでね》
遊真「ふむ、そうか。なら何も言わん」
《・・・ありがとう》
遊真「ありがとう？何かお礼を言われるような事をしたか？」
《なんとなくよ》
遊真「ふむ。意地悪Aさんが出たな」
《誰が意地悪だってー！？》
遊真「おっと、怒ってしまった。逃げるか」
《逃がすか！》
私は遊真と追いかけっこを始めた
「・・・なにやってんの、遊真」
遊真「あ、迅さん」
いつの間にかこっちを変な目で見ている迅くんが居た
《迅くん》
遊真「Aさんと話していてな」
迅「遊真、何言ってんだ？Aはもう・・・」
遊真「あ、そっか見えないのか」
《そっか》
遊真と普通に話してて、幽霊なの忘れてた
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猫宮 - 藤丸と富士丸って混ざるねぇ。 (2019年10月11日 21時) (
レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
すずなり - 今度は東方に転生してください！w (2019年3月27日 15時) (レス) id: eafbf29ee2 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディー少女(プロフ) - 普通に面白いです！頑張ってください！ (2019年3月19日 15時) (レス) id: 40f8c016c7 (このIDを非表示/違反報告)
神崎柚莉愛(プロフ) - 変えるが帰るになっていますよ！ (2019年3月19日 13時) (レス) id: 54dd9f96ce (このIDを非表示/違反報告)
アニメLOVE - 毎回楽しみにしています！フィディオがフィデオになってます！更新頑張ってください (2019年3月18日 1時) (レス) id: 539a424d8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鳥風月 | 作成日時：2019年3月14日 19時
