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75話 ページ26

〜試合当日〜



私は朝早く、一ノ瀬に呼ばれた



A「おーい、来たぞー」


一ノ瀬「A、こっちだ」


A「えっ、おわっ!?」



一ノ瀬に腕を引っ張られて転けそうになる



A「ちょっと、一ノ瀬・・・」


一ノ瀬「ごめん」


A「で、何か用?」


一ノ瀬「うん。Aに知ってもらいたい事があるんだ」


A「・・・聞かせて」


一ノ瀬「俺・・・アメリカのプロユースに誘われたんだ」


A「アメリカのプロユースに!?」


一ノ瀬「うん」


A「おめでとう、一ノ瀬」


一ノ瀬「ありがとう」



・・・これだけなの?


貴方の話って


まだ・・・



一ノ瀬「これだけはAに知ってもらいたかったんだ。時間を取らせてごめんね。じゃあ試合で会おu((A「まだあるんじゃないの!?」・・・」


A「あんたはさ、まだ何が隠し持ってんじゃないの!?」


一ノ瀬「・・・やっぱりAには隠せないか。そうだよ。俺は・・・二度とサッカーが出来なくなるかもしれないんだ」


A「はぁ!?」



一ノ瀬は昔、事故にあった事がある


まさか・・・



A「昔の事故の影響で?」


一ノ瀬「ああ、完治していなかったらしい」


A「そんな・・・」


一ノ瀬「今日の試合が最後なんだ」


A「!?」


一ノ瀬「だから、俺は今日の試合に勝ってチームを決勝に連れて行く」



一ノ瀬の真剣な瞳に思わず、目を見開く



A「・・・わかった」


一ノ瀬「!」


A「手加減はしない!思いっきり当たってきなさい一ノ瀬!!」



私の言葉に驚た一ノ瀬はフッと笑った



一ノ瀬「・・・Aならそう言うと思ったよ。今も昔も変わらないね」


A「?」


一ノ瀬「君と初めてあった時と同じ事を言ったんだよ。君は」


A「ん?・・・あ」



────────────

〜数年前〜

〜アメリカ〜



A『手加減なんてしないんだから!思いっきり当たってきなさい一ノ瀬!!』


一ノ瀬『分かったよ!』


────────────



A「・・・そうだったわね」


一ノ瀬「じゃあ、また後で」


A「次、会うのはフィールドでよ!」


一ノ瀬「・・・! ああ!!」



一ノ瀬


貴方が全力で来るのならば


私は・・・貴方の全力に応える

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聖羅(プロフ) - フェアリーテイルとの方も見てます!更新頑張ってください! (2019年2月11日 20時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
waiwaichika(プロフ) - 面白いです。続きを楽しみにしています。 (2019年1月26日 17時) (レス) id: 901fc2e49a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華鳥風月 | 作成日時:2019年1月25日 11時

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