探偵社員はサッカーで世界へ！PERT２

73話 ページ24

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不動・A「「ハァ・・・ハァ・・・」」



汗が流れる


何度やっても完成しない



A「不動・・・まだするの？」


不動「ああ・・・」ﾌﾗｯ


A「ちょっと！」



倒れそうになった不動を支える



A「本当に大丈夫？」


不動「わりぃ・・・ちょっと寝るわ・・・」


A「え？ちょっ！？」



・・・(汗)


今の状態をお教えしよう


不動が倒れ込むように私に体を傾けてくる


私の体も疲れているので不動の倒れてくる勢いで地面に座り込む


何故か不動に膝枕をしている形になる



A「・・・」


不動「Zzz・・・」



怒ろうとするも、不動の寝顔が陸と被ってしまい、怒るに怒れなくなってしまう



A「もう・・・しっかし、私も性格が丸くなったなぁ・・・」



陸じゃなかったら、怒ってたのに・・・



A「・・・重ねちゃ駄目だ。陸は陸、不動は不動なんだから」



つい、弱々しい声で呟いてしまう



A「・・・私も少しだけ・・・寝よう」



私は陸の事を振り切るように瞼を落とした



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不動side



Aが眠り始めた後、俺は直ぐに目を覚ました


覚ましたと言うより、Aが寝るまで狸寝入りをしていた



不動「・・・」



Aが呟いていた“陸”という名前に、憤りを覚える



不動「俺じゃあ、ダメなのか・・・？」



Aを引き寄せ、頭を撫でる



不動「・・・A」



何故か、Aを手放したくないと思ってしまう



不動「・・・何故だ？」



まさかと思うが・・・俺は・・・



不動「Aの事が・・・好きなのか・・・？」



仲間としてではなく、一人の女として


Aの寝顔を見ていると、1つの事を思ってしまう



不動「・・・ぜってぇ、他の奴に渡したくねぇ」



やべぇ、俺はマジでAに惚れてるわ

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