探偵社員はサッカーで世界へ！PERT２

64話 ページ15

あれから数日たった


いつだったか忘れたが、鬼道、不動、佐久間の調子が悪かった



A「・・・私も人の事を言えないんだけどね」



私もここ最近調子が悪い


ドフトエフスキーさんからあの事を聞いたせいだろう


今は練習を抜けてイギリスエリアにいる



ドフトエフスキー「A、こっちです」


A「・・・カフェですか」



まぁまぁ華やかなカフェにドフトエフスキーさんがいた


あまりにも場違いだと思い、吹きかけたが耐えた


とりあえず私もカフェに入りドフトエフスキーさんと相席にさしてもらう



A「ところで・・・練習を休ませるほどの用事なんですか？」


ドフトエフスキー「ええ。貴方に知らせておきたい事が幾つか」


A「なんですか？」


ドフトエフスキー「影山零治について」


A「影山？」


ドフトエフスキー「ええ。影山は元々、帝国学園の総帥をしていました」


A「帝国って！」


ドフトエフスキー「ええ、イナズマジャパンの佐久間、そして鬼道は元・帝国学園です」


A「鬼道が元・帝国・・・」


ドフトエフスキー「あと、影山は真・帝国学園を立ち上げました。そこにいたのが・・・不動です」


A「不動が真・帝国！？」


ドフトエフスキー「影山は人を道具としか思っていなかったのですよ」


A「道具って・・・」



私と同じじゃないか


アイツらも私と兄の事を道具としか思っていなかった



A「・・・何故、この話を私に？」


ドフトエフスキー「・・・影山がこの島に居ます」


A「はい？・・・いや、まさか・・・あいつらの調子が悪かった理由は影山を見たから？」


ドフトエフスキー「ええ」


A「なんだよそれ・・・」


ドフトエフスキー「それと一つ」


A「何？」


ドフトエフスキー「貴方の兄についてです」


A「・・・」



もう、兄は死んでいるんだよ・・・


なんで兄が出てくるの・・・



ドフトエフスキー「貴方の兄が・・・生きているかも知れません」


A「・・・・・・・





・





・




は？」



いや、兄さんが生きてる？


可笑しいよね？



ドフトエフスキー「そうなる事は分かります。でも生きているかもという情報が入っただけです」


A「・・・そう」



なら、あまり期待は出来ないね



A「でも・・・どうやってそんな情報を？」

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