武装探偵社員はカルデアへ (ページ9)

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7話ページ9

試合が始まる前

・藤丸side・

藤丸「そう言えばさ、なんでアニキ達はAちゃんに試合を申し込んだの？」

アニキ「マスター達は気づいてねぇのか？」

アスクレピオス「何を言っている俺は気づいているぞ」

マシュ「え？何がですか？」

キャスニキ「彼奴の纏っている空気だよ。彼奴の纏っている空気ははっきり言ってあの年齢で出せる空気じゃねぇって事だ」

「その通りだ」

マシュ「スカサハさん！」

スカサハ「セタンタは彼女の年齢であの空気は出せないからな。はっきり言って幼い頃から何かしらの事を受けていたのだろう。セタンタ共はそれを感じて戦いたくなったんだ」

藤丸「へー・・・」

アスクレピオス「全く。怪我をしたら知らんぞ」

オルタニキ「てめぇは治したいだけだろ」

試合終了後

藤丸「ええっ！？」

マシュ「Aさんが勝っちゃいましたよ！？」

Aちゃん、何をしたの！？

スカサハ「ふむ、Aという子はまだ霊基に慣れていないな。武器を取り出すまでに時間がかかっている」

アスクレピオス「あの患者は今初めてデミ・サーヴァントになった体で戦闘をしたからな。仕方がない」

藤丸「律儀にそこまで解説はいらないよ！？」

確かに慣れてない様子だったけども！！

アニキ「にしても・・・クラスはなんなんだろうな？」

アスクレピオス「それは明日ダ・ヴィンチがするから明日までおいておけ」

キャスニキ「感じでわかるのはアサシンクラスっぽいが・・・まぁ、明日まで楽しみにしておいたらいいな」

スカサハ「マスター、セタンタ共。さっさと彼女の元に向かうぞ」

藤丸「あ、はーい！」