25.YOU ページ25
お風呂から上がって、そっと扉を開ける
顔だけだしてリビングの方をを見ると
｢……なにしてんの？｣
ドキッ
ソファに座ってた彼と目があった
｢……起きてたの？早く寝なよ。｣
｢ふっ、寝てた方がよかったって言い方｣
｢………だって、仕事に支障が出て私のせいにされたくないし…｣
｢ふーん。｣
口角をあげたまま私を見る彼が立ち上がった
ドキッ
いちいち跳び跳ねる心臓
｢な、なに？｣
思わず構えた私
｢ん？……髪、乾かしたろかと思って待ってた｣
｢え？｣
私の前に立ち止まると
｢……髪、乾かすのめんどーって言ってたから。｣
洗面所の扉を大きく開けて入ってきた彼
｢ほら。｣
私の腕を引っ張ると、私を鏡の前に立たせて、ドライヤーを手ににこりと微笑む
前と同じように彼の大きな手が私の髪を梳く
………気持ちいい
｢確かに、髪長いとメンドーだね 笑｣
鏡越しに笑ってる彼
｢ほら、もういいよ？｣
ドライヤーを取ろうとした私の手をかわしながら
｢いや、これは、俺の仕事にするわ｣
｢えぇ？笑｣
｢一緒にいるときは、やらせて？｣
｢……まぁ……いいけど……｣
………なに、それ…
また上がる私の口角。
ちらりと彼の顔を見ても
同じように上がってる、口角。
やっぱり、彼は私をキュンとさせる天才
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花那(プロフ) - ひささん» いつもありがとうございます(^^)ノロノロ更新でごめんなさい😅どんどん切ない展開になっていきますが、幸せも組み込んでいけたらなと思ってがんばってます💛暫しノロノロにお付き合いお願いします😅 (2022年4月9日 19時) (
レス) id: 6e09a5c586 (このIDを非表示/違反報告)
ひさ(プロフ) - 幸せな展開の中でも、どこか切なさが漂うストーリー。早く先が読みたいような読みたくないような…。そんな感じで更新をお待ちしております😌 (2022年4月9日 16時) (レス) @page24 id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)
花那(プロフ) - 西鶴さん» いつもありがとうございます(*^^*) (2022年4月4日 11時) (レス) id: 6e09a5c586 (このIDを非表示/違反報告)
西鶴(プロフ) - 続編おめでとうございます❣️ (2022年4月4日 9時) (レス) @page6 id: a568701fd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花那 | 作成日時：2022年4月4日 8時
