家の時間 ページ2
「これはどういうことだ！柚子葉！」
こうなった父親には手のつけようが無い
私は今日、E組編入の通知を受けた
『私は、副会長として生徒の事を考えて提案したら理事長と揉めてしまっただけです
こうなった理由など、知りませんが』
「頭がいいから椚ヶ丘に通わせていたのに！
何故、そんなに涼しい顔をしていられる！！」
『あなた方には関係ないし、E組の差別待遇については了承したじゃないですか
それなのに、いざそうなったらこの有り様は一瀬の当主としてどうなのですか？』
とにかく私は明日からE組なので、とだけ告げて親がいる部屋を出た
扉を開けるとすぐそこに驚いた顔の葉月お姉ちゃんがいた
「…柚子葉？ 随分怒鳴られてたけど大丈夫？」
『大丈夫だよ、葉月お姉ちゃんも無理しないでね』
それだけ言うと、私は自分の部屋に戻った
この国の柱石を守るためにある結界師の家系が一ノ宮
その家の分家である一瀬、私の家だ
最近は落ちぶれつつある一瀬はとある希望があった
それが、さっき話した葉月お姉ちゃん
私の一個上の姉で、最高の位である人型の式神を持っている
そして、私にはもう一人姉がいる それが…
『華お姉ちゃん〜、またあのクソゴミ両親に怒られた〜』
「またなの！？今度は何でキレたのよ」
『理事長に喧嘩売ったらE組落ちた〜』
「そういう所は私に似なくていいのに…」
今喋っているのが華お姉ちゃんで、
葉月お姉ちゃんの双子の妹
世間一般の評価は姉の落ちこぼれとか言われているけど
めっちゃ術者としての力が強い
あ、ちなみに術者って、柱石を守るための力を持っている人のことね、簡単にいえば
どうやら、去年の誕生日に覚醒したらしい
華お姉ちゃんの式神とおしゃべりするのが以外と楽しみな所もある
そして、私も人型の式神を持っている
名前は弥生(やよい)と結人(ゆいと)
自慢だからね、馬鹿にしたら殺しちゃうかも(ｷﾗﾝｯ)
『E組どんなとこかなぁ、楽しみだなぁ』
「山奥にあるとか言ってなかった？」
『大丈夫でしょ！疲れたら弥生か結人に運んでもらう〜』
「一応、私達の力って国家機密のハズなんだけど…」
『Ｅ組なら山奥だし良くない？それに、山奥だからなんか面白いことやってると良いなぁ』
「そんなわけ無いでしょ」
少し、明日が楽しみになった
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レイン - 明日葉さん» ありがとうございます！ (4月5日 20時) (
レス) id: 1019935e13 (このIDを非表示/違反報告)
明日葉(プロフ) - その事に関して、私もじっくりお話ししたいのですがここで話すのはよくないのでお話用の小説を作りましたのでここで話しましょ！ https://uranai.nosv.org/u.php/novel/cbe0f067881/ (4月5日 20時) (レス) id: a12f4a84c4 (このIDを非表示/違反報告)
レイン - そう言っていただけて嬉しいです！どうやって送りましょうか？ (4月5日 16時) (レス) id: 1019935e13 (このIDを非表示/違反報告)
明日葉(プロフ) - レインさん» いいんですか？レインさんがよろしければ読みたいです！ (4月4日 20時) (レス) id: a12f4a84c4 (このIDを非表示/違反報告)
レイン - 晴天琥珀★さん» よろしくお願いいたしますm(__)m。失礼ですが、私が書いた華成り代わりが読みたいとかありますか？ (4月4日 20時) (レス) id: 1019935e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日葉 | 作成日時：2024年3月24日 19時
