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正「遅なった〜、ごめんなあ」
そう言って個室に入ってきた正門くんは、ちらりと大ちゃんの方を見てから、「隣ええ？」と私に言ってきて。もちろん私は二つ返事で了承した。「お疲れ様」と声をかければ、正門くんの指が私の髪を絡め取って。
正「今日髪巻いとるんや？…可愛ええな」
『そやねん、美容室で巻いてもらって…ありがとぉ』
ふわふわ、と心が浮き上がる感覚。嬉しくて、でも恥ずかしくて、下を向いて返事をした。大ちゃんの「いちゃいちゃすんなー」という声が聞こえて、それもまた恥ずかしかった。
正「はは、ごめんごめん。もう頼んだ？」
大「いや、まだやねん。何頼む？」
『枝豆！枝豆は絶対食べたい』
大「毎回言うけどさ、ただのおっさんやん笑 」
『まだピチピチの10代ですぅ〜、大ちゃんたちと違って！』
正「え、俺とばっちりやねんけど！」
3人でいれば、2人きりのときより幾分か普通の同期として接することが出来た。これも全部大ちゃんのおかげやなあ、としみじみ思う。私の恋は世間一般で言う''禁断の恋''ってやつやから。この気持ちを軽々と口に出してはあかんねん。やからこそ、こうやって気付かれへんように振る舞うのも大事なことで。
大「……そや、久々に廉に電話してみる？仕事、落ち着いたみたいやし」
『確かに、久しぶりや…』
正「出るかな、廉」
King&Princeとして大々的にデビューした廉は、それはもう大忙し。電話をかけても繋がらないことの方が多くなって、気を遣って最近は自重していた。いつぶりやろ、ほんま3ヶ月とか？携帯を耳に当てる大ちゃんに、少しばかり緊張した。
大「……あ、もしもし？うん、久しぶり」
繋がった、と正門くんと顔を見合わせる。
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名無し59740号(プロフ) - 「大橋くんに、愛される。」のパスワードを教えていただきたいです！ (2月11日 1時) (
レス) id: cd3c0aeb36 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初めましてコメント失礼します！「大橋くんに、愛される。」を読みたいのですが、パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いいたします！ (9月25日 8時) (レス) id: faee03a960 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃんっっっ(プロフ) - 初めましてコメント失礼しますm(_ _)m『その恋心を、自覚する。』『大橋くんに、愛される。』を読みたいのですが、パスワードを教えていただくことは可能ですか？よろしくお願いします🙏🙏 (7月26日 12時) (レス) id: 07a93329c4 (このIDを非表示/違反報告)
みずたま(プロフ) - しおんさん» ありがとうございます☺️♡ (6月21日 20時) (レス) id: 3593907927 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - みずたまさんの文才最高です！ (6月20日 23時) (レス) id: 7cc3201467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずたま | 作成日時：2022年10月23日 21時
