仲間である以前に ページ32
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大「A〜！」
『大ちゃんほんまに来たん？！』
大「やってこれ逃したら次いつ会えるか分からんのやろ？そんなん来るに決まってるやん」
『駅までやのに……ありがとうなあ』
''日帰りやけど大阪戻るで〜''って、一応報告的な感じでメール送っただけなんやけどさ。収録が終わって携帯を見ると、''駅まで送る''なんて冗談なのか本気なのかよく分からない連絡がきていて。
新幹線まであまり時間がなく、メンバーより一足先に出口に向かうと、ドア付近に大ちゃんが立っていた。
わざわざ私のマネージャーさんに予定を聞いて、ここまで車で来てくれた、らしい。
大「マネさんには言っといたから。行くで〜」
『正門くんには会わへんくてええの？』
大「A時間ないやろ？それに昨日会ってん」
『そうなんや』
そうそう〜、と言いながら大ちゃんが助手席のドアを開けてくれて、車に乗り込む。
大ちゃんも忙しいはずなのに…ありがたいなあ。
大「どう？向こう。楽しい？」
『楽しいで〜 毎日充実してる』
大「それなら良かったけど。……廉とは？ご飯行ったんやろ」
『そうそう。あんな悩んでたのが嘘みたいやったわ。全然気まずくなかってんな〜』
大「何話したん？」
『ん〜……あ、恋バナしたで』
「んえ？」と大ちゃんが驚いたような声を出して。
…まあ、驚くよなあ。なんで廉と恋バナしたんか、私だってよく分かってないし。
大「え、それは言ったん？正門のこと」
『言ってへんよ』
大「そうよなあ。廉はなんか言ってたん？」
『まあ言ってたことには言ってたけど…』
やけに聞いてくるな？大ちゃん。
大「けど？」
『あんま詳細は聞いてへんよ。大ちゃんの方が知ってるんちゃうん？』
大「…いやー、廉とそういう話はあんませえへんかな」
『へえ、意外や』
てっきりそういう話は大ちゃんとしているのかと思っていたけど。
東京での生活とか、美味しかったご飯とか…そんなことを話していると、すぐに駅に着いた。ありがとう、とお礼を言って車を降りようとすると、大ちゃんに呼び止められて。
大「……自分の気持ちには、正直にな」
『へ？』
大「行ってらっしゃい」
時間がなかったものだから、その言葉の意味を聞き返す暇がなくて。
『廉も大ちゃんも、どういう意味なんよ…』
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名無し59740号(プロフ) - 「大橋くんに、愛される。」のパスワードを教えていただきたいです！ (2月11日 1時) (
レス) id: cd3c0aeb36 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初めましてコメント失礼します！「大橋くんに、愛される。」を読みたいのですが、パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いいたします！ (9月25日 8時) (レス) id: faee03a960 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃんっっっ(プロフ) - 初めましてコメント失礼しますm(_ _)m『その恋心を、自覚する。』『大橋くんに、愛される。』を読みたいのですが、パスワードを教えていただくことは可能ですか？よろしくお願いします🙏🙏 (7月26日 12時) (レス) id: 07a93329c4 (このIDを非表示/違反報告)
みずたま(プロフ) - しおんさん» ありがとうございます☺️♡ (6月21日 20時) (レス) id: 3593907927 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - みずたまさんの文才最高です！ (6月20日 23時) (レス) id: 7cc3201467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずたま | 作成日時：2022年10月23日 21時
