君と私の関係性 ページ12
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福「Aってさ、こじけんと仲ええよな」
『え、そうかな…？』
福「うん、俺にはこじけんがAのこと好き好き、って感じに見える」
『それだけはないで、ほんまに』
小島とは同期ではないし、なんなら後輩やし歳も1個下なんやけど。小島に敬語を使われるのは違和感しかなくて出会った当初からタメ口。
そのせいなのか、小島と仲良いね、と言われることが多くて。小島のことが嫌い、好き、とか感情的なことは関係なく、そこまで仲が良いと思ったことがない。気付いたら隣にいるけど、特に言葉を交わすことはなかったり…そんな調子だからかな。
福「それがあるんやって！ここだけの話な？」
誰かいるわけでもないけど、内容的になのか私の耳元に口を寄せた大晴。私もそれに耳を傾ける。
福「あいつ、2人きりのときAの話しかしやんねん。歌上手い、とか今日喋った、とか」
『…それ、ほんまに小島健？』
福「ほんまほんま笑 」
まさに今、開いた口が塞がらない、という状況。本当に小島なのか、ドッペルゲンガーとかではなく？そんなことを思ってしまうくらいには、私にとって信じられない内容で。
『私、小島に褒めてもらったことないねんけど』
福「照れてんのやろ？」
小「俺の話？」
「『うわっ！』」
明らかに大晴の声じゃない違う声、というか小島の声が聞こえて。噂をすれば、というのは本当らしい。「2人してなんやねん」と顔を顰めた小島が、私たちの目の前にあるソファに腰掛けた。
『小島…いつからいたん？』
小「ん？今やけど」
福「話聞いてた？」
小「聞いてへんけど、小島って聞こえた気して」
ちらり、と大晴の方を見ると、大晴もこちらを見ていて。この様子だと、聞かれてはなさそうだね、という意味を込めた視線を送ると、小さく頷いた。
『いや、言ってへん…よな？』
福「うんうん」
「あれ？聞こえたんやけどなあ...」と首を傾げる小島が、なんだか可愛く思えて。大晴とバレないように笑いを堪えていたのは、小島には内緒。
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名無し59740号(プロフ) - 「大橋くんに、愛される。」のパスワードを教えていただきたいです！ (2月11日 1時) (
レス) id: cd3c0aeb36 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初めましてコメント失礼します！「大橋くんに、愛される。」を読みたいのですが、パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いいたします！ (9月25日 8時) (レス) id: faee03a960 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃんっっっ(プロフ) - 初めましてコメント失礼しますm(_ _)m『その恋心を、自覚する。』『大橋くんに、愛される。』を読みたいのですが、パスワードを教えていただくことは可能ですか？よろしくお願いします🙏🙏 (7月26日 12時) (レス) id: 07a93329c4 (このIDを非表示/違反報告)
みずたま(プロフ) - しおんさん» ありがとうございます☺️♡ (6月21日 20時) (レス) id: 3593907927 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - みずたまさんの文才最高です！ (6月20日 23時) (レス) id: 7cc3201467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずたま | 作成日時：2022年10月23日 21時
