CHANGE Part2!!6 ページ29
Side O
ニノと喋ってたら、いきなり世界が白くなって、びっくりして目を瞑った。
そしたら俺の大好きな甘い匂いがして、腕の中にあったかい翔くんがいた。
でも様子がおかしい。……松潤、翔くん泣かせたな？
「しょーうくん」
「さと、し、くん……」
「なーに泣いてんの？」
頭を撫でると、翔くんはもっと泣いて、俺の肩が冷たくなった。
肩を震わせて泣く翔くんの頭を撫でたり、背中を摩ったりしたら翔くんは少しずつ大人しくなった。
目が真っ赤。松潤に意地悪でもされたの？変な事言われたの？
「本当に、智くん…？」
「うん、そうだよ」
「ほんとに…？」
「ほんとに」
翔くんはせっかく泣きやんだのに、また俯いてポロポロ泣き出した。
もー、翔くん泣かないでよ。
「俺、智くんに酷い事、言った…。浮気してる、って、勘違いして……」
「仕方ないよ。だって松潤だったんだもん」
「ごめん、智くん…。本当に、ごめん……」
翔くんの濡れた頬っぺたを拭って、震える唇にキスしてやった。
深くキスをすると翔くんは溶けた顔をして、ふんわり笑った。
「ふふ、本当に智くんだ……」
うお、今の顔可愛すぎる…。時計を見ると夕方だし、まぁいっか。
「うわぁ！智くん…？」
「ごめん、今のはダメだわ……」
抱きあげて寝室に。翔くんは幸せそうに笑った。
ーーーーーーー
後日談。
松潤をとっ捕まえて問い詰める。
「ねぇ、翔くん泣かせたでしょ？」
「いや大野さん、俺のせいじゃなくね…？翔くんだって気付いたんだからいいじゃん」
「そういう問題じゃないの」
松潤をちらりと睨むと、翔くんがあわあわしながら俺の前に立った。
「俺が悪いの！ごめんね松潤」
「いや、翔くんは悪くない。松潤だって翔くんのこと可愛いって思ったはず」
「お、思ってねぇよ！」
松潤が吃った瞬間、ニノがツノ生やして走ってきた。
「潤くんてば翔ちゃんのこと可愛いって思ったの！？最低！俺の事だって気付いてくれなかったし！」
「いや、それは誤解だって！……っておい！大野さんどこ行くんだよ！」
はぁ、カップルの喧嘩に付き合う程暇じゃないの。
翔くん行こっか。
CHANGE Part2!!
Fin
.
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はな(プロフ) - 歩夢さん» いつもコメントありがとうございます。前回は返せずごめんなさい。なで肩さんの夢なので何でもありにしてみました。また足を運んでくださると嬉しいです。 (2014年9月29日 12時) (
レス) id: eaa9330744 (このIDを非表示/違反報告)
歩夢(プロフ) - 翔さん可愛すぎますね...これからも頑張って下さい！ (2014年9月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 536defc02b (このIDを非表示/違反報告)
歩夢(プロフ) - そういう話ですかそうですか.....面白いっ！ (2014年9月18日 7時) (携帯から) (レス) id: 536defc02b (このIDを非表示/違反報告)
智夏(プロフ) - かいてくださり、ありがとうございます!!もう、面白くてやばかったです!!慌てる潤くんかわいかったです。にの、早く気付いて思わず笑ってしまいました笑。これからも、頑張ってください (2014年9月6日 18時) (レス) id: 04c882c90f (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 歩夢さん» 分かりづらくてごめんなさい！プライバシーの関係で、名前は伏せると決めているので…。ご期待に添えていたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いします！ (2014年9月2日 11時) (レス) id: 66d9ffabb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2014年8月19日 23時
