CHANGE Part2!!5 ページ28
Side M
映画を観終わってから、翔くんの様子がおかしい。
俯いてめっちゃ早足で歩いて、見覚えのあるマンションに入っていった。
ここって、翔くんの家?え、初めて入るんだけど。
くんって腕を引っ張られてエレベーターに押し込まれ、何階かも見る余裕もなくそのまま玄関に押された。
「……入って」
「あ、うん……」
翔くんの気迫に靴も揃えられず、そのままリビングへ。
あれって大野さんの絵?凄い。額に入れて飾ってんだ…。あ、翔くんとの写真もある…。
ぼんやり考えてたら、翔くんがかばんを床に落として、俯いた。
「翔くん…?」
「……誰と、間違えてるの…?」
「え…?」
「……俺じゃない、誰かと、間違えてるでしょ…?」
ぽたぽたと俯いた翔くんから水滴が落ちる。……嘘だろ?翔くん泣いてんの?
「翔くんどうしたんだよ……」
「だって!さっきも…!家入る時はただいまって言おうねって、約束したのに…!智くん言わなかった!俺の頭撫でてくれた時も…いつもと、違うし…。……智くんが、俺じゃない、誰かを見てる、気がするんだもん……」
嗚咽を洩らして泣く翔くんに俺は慌てて、ボロボロ泣く翔くんをどうする事も出来なくて、俺は翔くんの肩を掴んだ。
「俺は大野さんじゃないんだ…!俺は松潤なんだよ…!!」
「……な、んで」
「クリフクライムの時、入れ替わったんだよ…!ごめん、騙してて…本当にごめん!」
まだ涙が止まらない翔くんを抱きしめた。強く抱きしめると、目を瞑った世界が明るくなって、抱きしめてる感覚が無くなった。
ゆっくり目を開けると、俺と和がよく行く店で、目の前に和がいた。
「ふふ、待ちくたびれたよ潤くん。大野さんじゃつまんない。やっぱり潤くんがいいです」
「和……」
「うわ、こんなとこで抱きつかないでよ!」
首を傾けて笑う和を思いっきり抱きしめた。
翔くん泣かせてごめん。後は大野さんに任せた。
俺にはやっぱり和が一番みたい。
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はな(プロフ) - 歩夢さん» いつもコメントありがとうございます。前回は返せずごめんなさい。なで肩さんの夢なので何でもありにしてみました。また足を運んでくださると嬉しいです。 (2014年9月29日 12時) (レス) id: eaa9330744 (このIDを非表示/違反報告)
歩夢(プロフ) - 翔さん可愛すぎますね...これからも頑張って下さい! (2014年9月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 536defc02b (このIDを非表示/違反報告)
歩夢(プロフ) - そういう話ですかそうですか.....面白いっ! (2014年9月18日 7時) (携帯から) (レス) id: 536defc02b (このIDを非表示/違反報告)
智夏(プロフ) - かいてくださり、ありがとうございます!!もう、面白くてやばかったです!!慌てる潤くんかわいかったです。にの、早く気付いて思わず笑ってしまいました笑。これからも、頑張ってください (2014年9月6日 18時) (レス) id: 04c882c90f (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 歩夢さん» 分かりづらくてごめんなさい!プライバシーの関係で、名前は伏せると決めているので…。ご期待に添えていたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いします! (2014年9月2日 11時) (レス) id: 66d9ffabb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2014年8月19日 23時