一つ４６ ページ47
(フジ)
キ「じゃあ行くぞ！・・・勝たなきゃいけねえんだよ。」
フ「うん・・・絶対勝ってみせるよ。」
牛「あーあー聞こえてるかぁ？今から再デスゲームを行う。お前らも最初の場所に集まるように。集まらねえつーんなら・・・即処刑だ。いいな。」
急に牛沢の声が聞こえた。
ここの部屋にスピーカーなんてなかったはずだけど・・・。
フ「・・・？キヨ、襟に何かついてるよ？」
とってみると小型スピーカーのようだった。
フ「いつの間に・・・。」
俺が握りつぶそうとすると、キヨが俺の手から奪った。
キ「・・・・牛沢ぁ！！！てめえ、覚えてろよ！！」
フ「キ、キヨ・・・これはスピーカーだから向こうには聞こえないよ・・・。」
キ「くそっ！！なんかねえのかよ・・・このまま俺達は従うしかねえのか・・・？」
フ「・・・一つだけ、一つだけ・・・あるよ。」
キ「え・・・？」
フ「でも、これは・・・香坂の力を借りなきゃ無理なんだ・・・。」
キ「香坂か・・・。分かった。でも、どうやって話す？」
フ「牛沢が改良してなければ、死角が有るんだ。そこで話そう。」
キ「分かった。とりあえず、行くか。」
フ「そうだね・・・。」
少し足が痛むけど、この作戦が上手くいけば・・・。
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桃「・・・あ、やっと来たわね。」
『フジ君・・・キヨ・・・。』
フ「Aちゃん！もう大丈夫なの？」
『うん、だいぶ平気。二人とも大丈夫？』
フ「うん。」
Aちゃんは桃と座ってた。
でも、まだ顔色は優れないみたい。
フ「・・・香坂は？」
桃「まだ来てないわよ。」
『もしかしたら・・・ヒラ君達を連れてきてるのかな・・・？』
桃「一人で二人はきついわね。。。」
『私、手伝ってくるよ。』
桃「ちょっと、駄目よ。ほら、ふらついてるし。」
フ「じゃあ、俺とキヨで行ってくるよ。」
『ごめんね・・・。』
フ「ううん、いいよ。」
もし香坂が向こうの部屋にいるなら好都合だ。
皆から離れて少し歩いたところで小さい声でキヨに言った。
フ「ねえ、キヨ。なんて言おうか・・・。」
キ「なんてって・・・別に協力してくれーでいいんじゃねえの？」
フ「それで協力してくれるかな・・・。」
キ「お前さぁ、昔っから心配性だよなぁ。お前が思ってるほど、難しくねえって。」
そう言って笑うキヨ。
フ「キヨはなんでも簡単に考えすぎだよ・・・。」
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ラッキー実況者
フジ
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sakou(プロフ) - ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月29日 22時) (
レス) id: 1424655df7 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎きらら(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2018年10月28日 19時) (レス) id: 3f08370610 (このIDを非表示/違反報告)
白米。 - いえいえ！こちらこそです！ (2018年10月23日 23時) (レス) id: ee2044b0bf (このIDを非表示/違反報告)
sakou(プロフ) - いつもコメント、ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2018年10月23日 0時) (レス) id: 1424655df7 (このIDを非表示/違反報告)
白米。 - 知らない間にめっちゃ更新されてて嬉しいです！(((o(-。-*)o))) (2018年10月22日 17時) (レス) id: ee2044b0bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくさく | 作成日時：2018年8月22日 0時
