誰の字？４１ ページ42
(キヨ)
桃「どこ行ったのよ・・・。ま、いいわ。私たちも探すわよ。」
キ「そ、うだな。」
あいつ、何も言わず出て行きそうなタイプには見えなかったけどな・・・。
ま、いいか。
レ「ヒラ君、こーすけ君・・・とりあえず、こっちに・・・。」
そう言いながら香坂は自分の着ていたパーカーを脱いで、二人の頭の下に置いた。
桃「・・・あ、ねえこれ見てよ。」
キ「ん？」
桃「さっきのノート見てたんだけど、ほら。ここから違う筆跡が。」
キ「ホントだ・・・。しかもこれ、フジの字じゃねえ。」
桃「そう。じゃあここからは誰かが書いたと。」
キ「だろうな・・・。」
桃「・・・！この字、私見たことある・・・・。」
キ「え、まじか！誰なんだ？！」
桃「・・・やばい。」
桃はそれだけ言うと部屋を飛び出ていった。
キ「ちょ、どこ行くんだよ！」
俺も追いかけようと部屋を出るが辺りはもう真っ暗でどの方向に言ったかもわからなかった。
キ「くそ・・・！この字がなんなんだ・・・？」
俺は桃が置いて行ったノートをよく見る。
キ「はあ・・・。」
レ「・・・なんでこんなことになるんやろ・・・。俺は、Aちゃんが好きやっただけやのに・・・。」
こいつ、俺がいるの忘れてるだろ・・・。
キ「それで、Aのストーカーしてたのか。」
レ「！？べ、別にそんなんやないし・・・。」
キ「ま、別にいいけど。」
レ「・・・・お前はずっと変わらんな。Aちゃんはなんでお前なんかを選んだんや・・・。」
キ「知らねーよ。・・・てか、こーすけたちは？」
レ「え、ああ・・・今んとこ、眠ってる。友達、なんやったっけ・・・？」
キ「俺の中ではな。向こうは思ってなかったみたいだけど。」
レ「・・・そか。」
キ「嫌いなやつが嫌われてて面白いか？」
俺がニヤニヤしながら聞いたら香坂は。
レ「・・・・・面白いわけないやろ。俺だって、その苦しみは知ってる。」
キ「そうかよ。」
レ「てか・・・うっしーはおらんの？あの桃も・・。」
キ「ああ、牛沢はいつの間にかいなくなってた。桃は、ノート見てどっか走ってった。」
レ「ノート・・・？」
キ「ああ。っと・・・モニター繋げるにはどうしたらいいんだ・・・？」
パラパラとページをめくっていくと赤色のペンで記入されていた。
これはフジの字だな。
このボタンか？
キ「見てるか？」
レ「あ、うん！見えた。」
キ「で、このノートなんだけど。」
レ「ノートがどしたん？」
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ラッキー実況者
フジ
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sakou(プロフ) - ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月29日 22時) (
レス) id: 1424655df7 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎きらら(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2018年10月28日 19時) (レス) id: 3f08370610 (このIDを非表示/違反報告)
白米。 - いえいえ！こちらこそです！ (2018年10月23日 23時) (レス) id: ee2044b0bf (このIDを非表示/違反報告)
sakou(プロフ) - いつもコメント、ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2018年10月23日 0時) (レス) id: 1424655df7 (このIDを非表示/違反報告)
白米。 - 知らない間にめっちゃ更新されてて嬉しいです！(((o(-。-*)o))) (2018年10月22日 17時) (レス) id: ee2044b0bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくさく | 作成日時：2018年8月22日 0時
