決めた３８ ページ39
A
『もとはといえばフジ君が原因じゃない！！』
フ「・・・ま、そーだねー。でもさ、俺がこれをしようって思ったのもAちゃんのせいだよ？」
『私のせい・・・？』
フ「そー。俺が優しくしてやったのに、結局は顔なんでしょ？キヨだって、うっしーだってそれなりにルックスいいもんね？」
『別に、そんなんじゃ・・・！顔でキヨを好きになったんじゃない！！』
フ「ホントかなー。じゃあ、俺は何がダメだった？俺、キヨ達よりは下かもしれないけど、それなりに自分の顔にも自信あるし、Aちゃんにも優しくしたよ？」
『・・・キヨもうっしーも、見返りを求めようとはしなかった。フジ君だけよ。』
フ「・・・・はっ、まあいいや。で、どうするの？」
『今のフジ君は・・・大っ嫌い。』
私がそう言い放てばフジ君は笑った。
フ「あっははは、今のって・・・ずっとまえからでしょ？」
そう言って涙を流すフジ君。
『ちが・・・！』
フ「違うくないよ。俺なんか大嫌いだもんね？Aちゃんの言う通り俺は見返りを求める。だって、そうしないと・・・俺の思い込みなんじゃないかって不安に押しつぶされそうになるから。」
『・・・それって私が好きなんじゃなくて、フジ君は・・・誰かに愛してほしいんじゃないのかな。』
フ「・・・・・そうかもね。けどさ、その誰かは・・・Aちゃんがいいな。」
『そっか、気持ちはとっても嬉しい。私、決めた。だから、モニター繋げてくれない？』
フ「ありがとう、Aちゃん。」
フジ君がそう言うとモニターが付く。
キ「A・・・！・・・な、んでお前がいるんだ・・・・フジ・・・。」
フ「やあ、キヨ。」
牛「どうなってんだ・・・・？」
フ「まあ、まあ、先にAちゃんの話を聞いてよ。ね？」
『うん。よく聞いてね。キヨ、うっしー、桃。』
私は息を吐く。
『逃げろ！！！』
桃「え、」
私は三つのボタンを同時に押す。
キ「おい、噓・・・！」
フ「Aちゃん何して・・・！」
『ごめん、フジ君。私、もう人に愛を注がないって決めてるから。』
フ「・・・そんなに嫌か。ま、いいや。じゃあ・・・ほかの奴らも始末して、二人でずっとここにいよっか。嫌でも俺に愛を注ぐようになるよ。」
『・・・・・・残念。それは、ないかな。』
だって。
ヒ「フジは」
こ「ここで」
レ「終わりやから。」
フ「な、んで・・・あそこの部屋に閉じ込めといたのに・・・！」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー実況者
フジ
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sakou(プロフ) - ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月29日 22時) (
レス) id: 1424655df7 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎きらら(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2018年10月28日 19時) (レス) id: 3f08370610 (このIDを非表示/違反報告)
白米。 - いえいえ！こちらこそです！ (2018年10月23日 23時) (レス) id: ee2044b0bf (このIDを非表示/違反報告)
sakou(プロフ) - いつもコメント、ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2018年10月23日 0時) (レス) id: 1424655df7 (このIDを非表示/違反報告)
白米。 - 知らない間にめっちゃ更新されてて嬉しいです！(((o(-。-*)o))) (2018年10月22日 17時) (レス) id: ee2044b0bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくさく | 作成日時：2018年8月22日 0時
