話し合い。１０ ページ11
A
ジリリリリリリリリリ！！！
そんな大きな音が部屋中に流れて私は急いで起きた。
近くにいつの間にか目覚ましが有ってその音みたい。
うるさいし、止めよ・・・。
とりあえず、ベッドを下りて部屋を出た。
皆出てきていて、壁を見つめていた。
壁にはまた文字が。
『・・・今から三十分、話し合いをしてもらう。そして、一人処刑者を決めろ。』
桃「！A！起きたらこんなのが・・・・。」
『三十分って・・・・・。』
私がそう言った後にまた文字が浮かぶ。
『・・・・・・もし、時間内に決まらなければ・・・全員一気に処刑することにする。』
そ、そんなことになったら・・・キヨも処刑されてしまうの・・・・？
だめ、そんなのあってはならない。
・・・かと言って処刑者を決めるなんて・・・・・。
キ「ま、やるしかねえよな。俺処刑とかされたくねえし。」
やるしか、ないんだ・・・・。
牛「話し合いってもなぁ・・・何を話せば・・・・」
レ「裏切者っていう証拠やよ。俺、持ってる。」
香坂君・・・・きっとキヨのだ・・・。
キ「奇遇だなぁ？俺も持ってるぜ？」
キヨは、きっと私の。
そして、私はヒラ君の・・・・。
・・・あれ、処刑者って一人よね・・・？
どうして、三人の証拠が挙がるの・・・？
一人なら一人の証拠だけで充分じゃん・・・？
余計わけわかんかなくなってきた。
牛「じゃあ、レトルトから話せ。」
レ「うん、俺ね。清川の部屋、探索したんよ。」
キ「は、いつの間に・・・・。」
レ「でな、携帯が置いてあって見てみたらそこには、一つの動画がはいっとった。その内容は・・・一人の男子を集団でいじめている清川達の動画。」
いじめ・・・？
レ「しかも最近じゃない。制服的に、中学生の頃やろうな。」
中学の頃、まだ私とキヨが付き合っていたころ・・・・？
フ「・・・最低だね。キヨ。」
フジ君がキヨを冷たい目で見る。
お願い・・・・キヨ、否定して・・・・。
キ「・・・・・ああ、最低で何が悪い？だってそいつが悪いんだ。学校来んなって言っても来るんだからよ。」
そう言って大きい声で笑うキヨ。
噓・・・だってあの時のキヨはそんな人じゃなかった。
いっつも笑ってくれて、私を・・・助けてくれたのに・・・。
レ「まあ、そういう事や。キ「でも。」
キヨがその言葉を遮った。
キ「俺が誰をいじめてようが、お前らには何の影響もない。裏切者にはならねえだろ。」
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ラッキー実況者
フジ
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sakou(プロフ) - ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月29日 22時) (
レス) id: 1424655df7 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎きらら(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2018年10月28日 19時) (レス) id: 3f08370610 (このIDを非表示/違反報告)
白米。 - いえいえ！こちらこそです！ (2018年10月23日 23時) (レス) id: ee2044b0bf (このIDを非表示/違反報告)
sakou(プロフ) - いつもコメント、ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2018年10月23日 0時) (レス) id: 1424655df7 (このIDを非表示/違反報告)
白米。 - 知らない間にめっちゃ更新されてて嬉しいです！(((o(-。-*)o))) (2018年10月22日 17時) (レス) id: ee2044b0bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくさく | 作成日時：2018年8月22日 0時
