鬼の頚2 ページ24
「おいおい、物騒なことになってな！俺は夜這いみたいな真似は好きじゃないが、Aが殺されたら煉獄が狂っちまうだろ」
数刻前まで任務を共にしていた宇髄様が女性隊士の腕を掴んで睨みつけている。
「Aの周りで不穏な動きがある事は、とっくに気付いてたぞ。この程度のことは朝飯前だ、話を聞かせてもらおうか」
宇髄様の隣でムキムキネズミが、得意そうに力瘤を見せつけている。
女性隊士の血の気が引いていた顔で俯いたままだ。
「隊士間の揉め事は御法度だ。このまま裁判にかけてもいいが、A、どうする？」
「Aさん、音柱様、大変申し訳ありませんでした。私は、炎柱様をお慕いしておりました。大義と言いながらも、私怨でAさんを狙ってしまいました」
ガクリと項垂れ、震える声で女性隊士が詫びる。
「宇髄様、私は大丈夫ですから、この度の事は内密に願います」
私も宇髄様に向けて頭を下げる。
「被害者がそう言うなら仕方ねぇな。全く煉獄の奴も罪な男だな」
宇髄様は藤の紋の家の主に私を連れて帰る旨を伝え、ひょいっと米俵のように私を抱えながら風のような速さで煉獄邸へ連れ帰った。
「煉獄、理由は言えねえが、もうAのこと片時も離すんじゃねーぞ」
宇髄様は杏寿郎に、それだけ告げ、ご自宅へ戻られた。
「名前何があったんだ」
「…」
「話す気はないのか」
「…はい」
「なら仕方あるまい」
杏寿郎が少し不機嫌そうな顔をした。
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猫巻(プロフ) - 桃平さん» 夢主じゃ、童磨殿には敵いませんからね…😣しばらく地味な展開になりそうです😢 (2021年12月8日 7時) (
レス) @page12 id: 1125bff897 (このIDを非表示/違反報告)
桃平(プロフ) - え⁉️😱夢主ちゃん⁉️よもやーーーッ (2021年12月7日 23時) (レス) @page12 id: 338e350c4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫巻 | 作成日時：2021年10月18日 1時
