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はあ、と溜め息を吐き、ふとスマホを見るとまた通知が来ており。
「……リドル？」
「ん？なんだい」
「オレ今過去最大にモテてるんだが」
「……う、うん……？」
「ほらこれ……見てくれよ。今日来てるやつ大体全部恋人になってくれっつー……」
Aはリドルにメッセージアプリを開きスマホを渡す。
「っ……な、なん……！？あ、……この人……とこの人も、ボクにもこの前付き合ってって……」
「はぁああああ！！？」
「断ったけど……Aにも……」
「……よし、なあリドル、今からコイツらんとこ2人で行って、本当はどっちが好きなんだよって問い詰めて来ようぜ。選べないって言うならそんな優柔不断な奴はお断りだっつって、どっちか選んだら好きじゃないのに告白するような奴はお断りだっつって振ってやる」
「ふふふ、面白そうだ……けどキミ、どうしてこんな突然今日に」
「あー……そろそろ……なんつーかさ、色々体験しといた方がいいのかなっつーアレでさ。今日告白してきた奴に�爐舛腓辰塙佑┐気擦討�れ�瓩辰栃崚�したんだよ」
「……うん」
「そしたらさ、今まで恋愛に興味ねー余裕ねーつって断ってきたから、……恋愛に興味出たならつって話聞きつけた過去の奴ら……いや過去の奴らだけじゃなくて新規の奴らも一気にさ」
なるほど、大変だね、とAのスマホを見ながらリドルは肩を竦める。その様子はあまり動揺している風ではなかったので、Aはふと思いついてリドルへ。
「なー、そん中誰かさ、オススメの奴居る？」
「……え？」
「リドルがこいつは良い奴だって言うならそいつにするよ、何事も経験だ」
「……」
リドルは一瞬Aが何を言っているかわからないという表情をして、その後大きく溜め息を吐いて、視線を下に下げて。
「……どう言う人がいいとか、あるの」
「うーん、特には……？これといって……？」
「男性と女性どっちがいいとかすらも……無いの？」
「一回付き合ってみねぇとそれもわかんねぇし……」
Aの返答に、リドルは大きな大きな溜め息を吐き、スマホを突き返してきた。
「……はー、うーん……キミは……うーん……馬鹿」
「突然だな……」
「……こんなこと、言うつもり無かったんだけど」
「待て、何言うか予想ついた、やめてくれ」
Aが少し慌ててリドルの口の前に両手の人差し指でバツを作るので、リドルは更に溜め息を吐き、ふっと視線を逸らした。言わせてもくれないのか、という酷く寂しげな表情だった。
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功徳(プロフ) - オパールさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました🥰他の作品でもお待ちしてます🥰 (11月10日 20時) (
レス) id: e0d582f997 (このIDを非表示/違反報告)
オパール - 2人ともかっわいい…。溶ける！素晴らしい作品を作ってくれて、本当にありがとうございますっ！ (11月10日 20時) (レス) @page47 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
自分(プロフ) - Shiroさん» ｳﾜｰありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいすぎる……😚😚😚好き…… (2023年1月14日 23時) (レス) @page17 id: e0d582f997 (このIDを非表示/違反報告)
Shiro(プロフ) - 初めまして、コメント失礼いたします。素晴らしい作品をありがとうございました！！読み進めていくうちに心が抉られ揺さぶられ、感動の連続でした。心情を細やかに書き出すことのできる語彙力・文章力、私も見習いたいです。本当に素敵な作品でした！✨ (2023年1月4日 2時) (レス) @page47 id: 033ac6eba0 (このIDを非表示/違反報告)
自分(プロフ) - チョコドーナツさん» お読みいただきありがとうございましたすぎる……！！！🥰🥰🥰タイトル回収のとこ盛り上がると思ってたのでめちゃ嬉しいです🥰🥰🥰ﾔｯﾀｰ‼️ (2022年8月1日 12時) (レス) id: a1f82c8f4e (このIDを非表示/違反報告)
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