8話 特効薬になりたい ページ10
影山side
放課後になり、Aが俺の元に駆け寄った。
影山「バレー部、行く、のか？」
袖を掴まれて動揺する。昨日の抱き締めた感触を不意に思い出したからだ。
『……行く』
朝は、無理かと思ったのに。なんで突然？俺が誘うのにがっつきすぎて、気を遣って見学には行くとかか？
影山「い、嫌なら行かなくても……」
『行く』
強く袖を掴まれる。何があったんだ？Aは、少し怯えているようにも見える。
俺は、掴まれた袖から、Aの手を引き剥がした。Aは、少し驚いたような表情を浮かべたが、俺がその手を繋ぐと、嬉しそうに目を少し細めた。
影山「なら行くぞ」
『……うん』
いつからだろうか。俺がAを変えられると、思い込んでいたのは。俺が、Aの全てをわかっていると、勘違いしていたのは。
日向「おおーっ！来てくれたんだ！」
体育館に日向の歓声が響いた。
『……うん。ありがとう日向君」
…………は？
清水「入部届け、受理しました。これから宜しくね。Aちゃん」
『よ、よろしくお願いします』
Aの周りに部員が集まる。俺の手から、Aの手が離れた。
『東那、Aです』
俺がAを助けるんじゃ、無かったのか？いつの間にAは、入部することを決めた？
俺が関与してないところで？
よりによって日向？
Aを変えられるのは、俺じゃないのか？
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ということで、マネージャーになりましたね。おめでとう！
いやあー、長かった。
今回Aちゃんは、自ら行動できましたね。(影山はそれを望んでいなかったようですが…)
ちょっと4話から7話のぐだぐだ感がすごかったので、その辺編集するかもしれません。しないかもしれません。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴松しおん@受験により低浮上(プロフ) - ぼんじんさん» 私が調べた方では本だったので誤差かもしれないです、申し訳ないです…こちらこそ返信ありがとうございます。 (2020年1月7日 15時) (
レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
ぼんじん - 鈴松しおん@誤字り姫@受験fuc○さん» 幼馴染の定義について調べましたが、明確な年齢はヒットしませんでした。幼馴染と言える年齢については匙加減なのでは？とは言え、確かに小2からは微妙だったかもしれませんね。ご指摘ありがとうございます。謝罪なんてとんでもない！細かく見てくださって嬉しいです。 (2020年1月7日 11時) (レス) id: 009ada25a1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴松しおん@誤字り姫@受験fuc○(プロフ) - ごめんなさい、細かいようですが小2では幼馴染とは言いませんよ。最低でも小一からです。幼馴染の定義は2〜6歳までの時に親しくなった人というものです。 (2019年11月21日 13時) (レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
ぼんじん - どうもこんにちは。作者のぼんじんです。完結編の方に、先程お話を更新しました、というお知らせだけさせていただきます。見て頂けると幸いです。 (2019年7月15日 14時) (レス) id: 17a047e34b (このIDを非表示/違反報告)
ぼんじん - あ る ひさん» ありがとうございます！文章は、自分なりに頑張って書いているので、褒めて頂けるのはすごく嬉しいです！精進します！！ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 4504acb9f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぼんじん | 作成日時：2018年6月8日 21時
