ヴィランはヒーローに恋をした【ヒロアカ】 (ページ1)

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ヴィランページ1

「敵(ヴィラン)」

その言葉は好きじゃない

誰から見て、そう(・・)なのか

その辺の人間は私を認識していない

…1部のヒーローは私を敵(ヴィラン)だと言うでしょうけど

私からしたら、お前たち(ヒーロー)がそれそのものだよ

死「また増えやがった…」

ブ「紹介してやってるんだから感謝して欲しいもんだな」

……ヴィラン連合、ねぇ…

困れば逃げるか消せばいいと思ってきたけど、ちょっと厄介そうね

ト「トガです、トガヒミコ！あなたの名前はなんですか？？」

『…A。私、何が何だか分からず着いてきたんだけど何なの？』

ブ「ヒーロー殺しの記事を集めてただろ？ここはヒーロー殺しの思想を受け継ぐものたちの集まりだ」

死「違ぇ、勝手なこと言うな」

『……別にヒーロー殺しの思想とかは興味無いけど……ヒーロー(・・・・)って呼ばれてる人達は、嫌いだな』

死「…」

ト「Aちゃんも入れようよ、弔くん！」

死「俺はおまえもまだ認めてねぇ。……おい、おまえは何が出来る？」

『……さあ、何だろう。まぁ…全てを闇に葬ることなら出来るかな』

死「……餓鬼、礼儀知らずと来て今度は厨二かよ」

黒「ですが今回の反応は悪くないですね。死柄木弔」

死「話は通じるからな」

『……別に私は入るなんて一言も言ってないけど』

死「生きて帰れると思うなよ」

…別に沈めることくらい余裕だけど…相手がどんな個性持ってるか分からないし

……ヒーローに反感意識を持ってる人は、嫌いなわけじゃない

『私は自分が納得出来ることにしか従わないからね』

死「面倒なやつばっかだな、オイ」

ト「Aちゃん、仲良くしようねえ」

黒「近々雄英高校のヒーロー科が行う合宿中に仕掛けます。また詳しいことは後ほどお伝えしますので」

『分かった』

……雄英、ね

【強いヒーローになってAを守るからな！】

『……ヒーローなんて、いないよ』