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幸い、カフェの入り口に
ファンと思しき人は いなくて
そのまま 俺とｿﾖﾝは 外へ出られた。
少し肌寒い風が 頬を撫でていく。
都会の ど真ん中だから
空気が美味しいはずなんて ないんだけど
着いてからの 数時間
ホテルに缶詰だった 身体には
排気ガスの混じった空気ですら
心地よく 感じられた。
ｿﾖﾝ「・・キュヒョンオッパ？」
KH「ん？何？どっち行こうか？」
ｿﾖﾝ「あの。変装、しなくていいんですか？」
ｿﾖﾝもそのままじゃん・・って、あれ？
もしかして すっぴん？
化粧を取ったら 随分 幼く見える。
普段 ステージに上がる時は
結構 濃くメイクされてるんだな。
KH「ｿﾖﾝの方こそ。化粧してなきゃ
ばれないだろう、くらいに 思ってるだろ(笑)」
ｿﾖﾝ「ヒドい！してますよ！薄く！ですけど」
KH「え？そうなの？すっぴんかと思った(笑)」
ｿﾖﾝ「まさか！・・すっぴんで
オッパの前に 現れたりしません！」
少し、顔を赤らめて
恥ずかしそうに 俯いて。
今までも、こんな仕草されてたのかと思ったら
気付いてなかった自分にまた 情けなくなる。
当てもなく、ただ出て来て
曲がったままの道を 真っ直ぐに進んでいたら
小さいけれど 緑豊かな公園があった。
そんなに大きくない 噴水の周りに
等間隔に置かれた 温かみのある木のベンチ。
その奥はまるで 緑の絨毯を敷き詰めたよう。
穏やかな気分になれる 素敵な場所。
Aと二人で、何にもしないで
あの芝生の上に ただ寝っころがって・・・
想像と共に歩みが止まっていたのは 無意識だった。
ｿﾖﾝ「あの・・オッパ？」
KH「あぁ、ごめん。あそこのベンチ、座ろうか？」
ｿﾖﾝ「あ・・ハイ」
少し 傾き始めた太陽。
この後の行動を考えれば、時間だって
たっぷり取れるわけじゃない。
いつも嵌めているお揃いの時計で 時間を確認すれば
Aを思い出して、気を引き締めた。
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miki(プロフ) - ひかり♪さん» お読みいただきありがとうございます！お久しぶりなのでひかり♪さんのコメ見つけてホッとしちゃいました♪最強様、こんな感じで良かったのか、心配ですけど（汗） (2013年12月6日 21時) (
レス) id: ede77fa757 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - そして、温めて下さってたのかな？最強様の登場嬉しかったです♪ありがとうございます^^ (2013年12月5日 3時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - すごくお久しぶりですみません(汗)やっと読み始めました^^「私」を思うｷﾞｭが外でどう過ごしてるのか垣間見ると心配になってきてます^^ (2013年12月5日 3時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - あっちゃんさん» 振られたい方はソヨンで名前変換を…なんてそんな人いないかな？笑。いつも褒めてくださるあっちゃんさま☆素敵なお話、だなんてまた私ニヤニヤしちゃいます（爆）ちょっと二人のラブラブが足りなかったので本編でいちゃいちゃさせますね♪コメありがとうございました！ (2013年10月20日 9時) (レス) id: f8d3fb8cb2 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - のこさん» お読みいただきありがとうございます♪今回の短編はちょっと今までの短編とは違う感じにしたので心配でしたが彼の想いが伝わったようで安心しました（ホッ♪）これからもがんばります！よろしくお願いします♪ (2013年10月20日 9時) (レス) id: f8d3fb8cb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki
| 作者ホームページ：https://twitter.com/0203miki0228
作成日時：2013年10月19日 21時
