【ツルネ】明日への音【男主】

Story16 ページ18

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弓道部の指導を断って数日
未だに罪悪感に浸っている｡


ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟ-ﾝ
【3年4組鳴宮Aくん至急応接室に来なさい｡】

今日はバイトもないしゆっくりしようと思っていたところを…!

『は』

友達｢おーい､鳴宮ぁ､お前さてはとうとう悪さしたかぁ？｣

『するわけないだろ｡とりあえず行ってくる｡』

高校に入って3年､放送で呼び出されるのは初めてに等しい｡

女子｢あ!鳴宮くんやっほー！｣

そう言って腕をつかもうとする女子

『やっほー､ごめん､今急いでるんだ｡』

そう言うのは正直やめて欲しい｡
男を誑かす女は嫌いだ｡
俺はそんな女には引っかかんない｡

応接室…
初めて入る…

ｺﾝｺﾝｺﾝ

？？｢どうぞ｣

あれ､どこかで聞いたことある声｡

『失礼しまs…


マサさん……』

滝川｢やぁ､カナ｡｣

『なんでいんの｡』

滝川｢弓道部の指導をしよう｡｣

『この間断ったはずなんだけど…』

滝川｢それは知ってる｡先生から聞いた
俺が言えばやってくれるって言っちゃったから｣

『は』

滝川｢だからとりあえず弓道場いくぞー！｣

『ちょ』

ちょっと指導することを許しちゃってる自分がいる｡

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