story52 ページ8
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今日は予選当日｡
団体戦はないが､男女の個人線があるため会場には行く｡
今日も二度寝をしかけ､湊に盛大に叩き起された｡
だから今日はすこぶる眠い｡
『ふわぁぁ……ん？』
あれは海斗と…桐先か？
噂の双子か…
小野木｢──っ!!!｣
こりゃ止めに入んないとやばそうだな…
うえ､でも宏樹いんじゃん気まづっ
気づけば体が勝手に動いていた｡
俺は海斗の前に出て腕で海斗の動きを制止する｡
『やめろ海斗｡
悪いなｧ､ドッペルゲンガーくんたち｡
確かに湊は早気で的に当たんないし､静弥はそれを心配して着いてきた｡2人の実力が以前よりかも下がっているのも確か｡
でもさ…仲間を応援するってのとチームワーク､仲間を思うってゆー気持ちは､お前らよりは遥かに上なんだよ｡わかったか？
それと､これ以上突っかかってこないことだな｡痛い目見んぞ｡』
すべて口が勝手に動いていたんだ｡
これが俺の本心｡
小野木｢カナさん…!｣
双子は戸惑っていた｡
何も言い返してこない｡
？？｢お久しぶりですね､Aくん｡｣
『……宏樹』
俺が今1番気まづい相手､本村宏樹｡
本村｢まさか､風舞だったとは｡しかもコーチですか？｣
『あぁ｡』
本村｢…元気で良かったです｡心配したんですよ？貴方がいきなり居なくなって…｣
『いきなりいなくなって悪かったって思ってる｡でも…((本村｢早気にかかったんですよね？｣
何でそれを…』
本村｢貴方の行動を見てれば分かります｡
全国後の貴方は授業中でもどんな時も俯いていた｡僕には丸わかりですよ｡伊達にただ3年間一緒にいたわけではないんですからね？
まぁまさか桐先を辞めてしまうなんて予想外でしたが…｣
『ははっ…さすがだな…
…さすが俺の親友｡』
本村｢まだそう思ってくれてたんですね｡｣
『当たり前だ…
あの頃､楽しかったとき､必ずその場にお前が居た｡
やっぱり､桐先での思い出は今でも鮮明に覚えてるんだ｡』
本村｢僕もですよ｡鳴宮部長｣
懐かしさを覚える､宏樹の笑顔｡
『やっぱりさすが過ぎるな､本村副部長？』
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サラ(プロフ) - 続き楽しみです！！ (2022年7月29日 17時) (
レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
空 - ツルネの作品の中で貴方様の作品が一番好きかもしれませんwこれからも更新頑張って下さい！ (2018年12月26日 13時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
たしゅん(プロフ) - 夕霧さん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけて良かったです!こう言ったコメントが凄い励みになるので､本当に有難いです…!これからもよろしくお願いします！ (2018年12月18日 0時) (レス) id: 45dc1358c7 (このIDを非表示/違反報告)
夕霧 - 続編おめでとうございます！！何回も読ませて貰っています！ (2018年12月18日 0時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たしゅん | 作者ホームページ：http://tasyun_tony
作成日時：2018年12月17日 15時
