特に用はない ページ39
渚side
そして次の日。
僕達は本校舎の図書室に来ていた。
メンバーは奥田さん、中村さん、神崎さん、磯貝くん、茅野に僕。
今のところミレイさんが来る気配はない。
「おやぁ？E組のみなさんじゃないですか。もったいない。君たちにこの図書室は【豚に真珠】じゃないのかな？」
五英傑…！
奥「さ、逆らえます…！私達、期末テストで各教科1位狙ってます！そうなったら、大きい顔なんてさせませんから！！」
予約して取った席なのに退けと言われ、勇気を出して奥田さんが声を出す。
「＿＿ご覧、どんな掃き溜めにも鶴がいる。
＿＿＿せめてウチに奉公に来ない？？」
神「いえ、、あの、。」
……神崎さんの男運の無さを改めて感じた。
「…いや待てよ。」
そう呟くと思い出したように五英傑の1人が中間テストの成績を言っていく。
「じゃあ、こういうのはどうかな？
俺達A組と君らE組…5教科でより多くの1位を取ったクラスが負けた方になんでも命令できる…てのは？」
そして僕の肩を叩いた人物が言った。
＿＿命をかけても構わないと。
そのセリフで僕らのスイッチが入る。
僕は後ろの彼の喉元にペン先を向けた。
他のみんなも同じように。
渚「命は簡単に賭けない方がいいと思うよ。」
捨て台詞を吐いて出て行こうとした五英傑は入口でなにかにぶつかる。
『いった…。すみま……』
「ちゃんと前をみろ！！…ちっ。」
渚「…！大丈夫！？ミレイさん！」
倒れていた人物に気づいて直ぐに向かう。
五英傑は僕達が近づいてきたから逃げるようにその場を去った。
差し出した手を掴んで立ち上がったミレイさんはお礼を言うと何があったのか聞いてきた。
磯「＿＿実は、」
今回の騒動は、直ぐに全校生徒の知る処となった。
ーーーーーーーーーーーーー
ミレイside
『…Don't be silly．』
なんだあの偉そうな態度は。
･
･
･
『失礼します。』
「こんにちは、ミレイ･ダレスさん。先週ぶりですね。」
『どんなご要件でしょうか。』
「特にありません。ただ、テストの前ですので勝手が分からないかと思いまして。」
『問題ありません。それより、私に構う暇があるなんてよっぽど簡単な仕事なんでしょうね、理事長とは。』
理事長＿＿浅野學峯はその言葉で笑い出す。
「貴方になら出来ますよ。」
『あいにく、興味もありませんし、忙しいので。』
一応頭を下げ、理事長室を出る。
「…君、」
と、すぐに後ろから声がかかる。
「理事長と何を話したのかな？」
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伊織(プロフ) - 孤歌さん» リクエストありがとうございます！作成させていただきます！これからも本作品をよろしくお願いします！ (2019年3月28日 19時) (
レス) id: e59d6dd073 (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - はじめまして！突然ですが、番外編でカルマが夢主ちゃんの家に泊まりに行くみたいなシチュエーション出来ますか？できたらお願いします！これからも更新がんばって下さい(^^)b (2019年3月28日 19時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - ほのぼのさん» コメントありがとうございます！これからも見てください！ (2019年3月10日 11時) (レス) id: e59d6dd073 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの(プロフ) - 暗殺教室と黒執事という面白いコラボにハマってしまってます！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年3月10日 10時) (レス) id: 4fed4f432c (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！続きもお願いします！ (2019年3月9日 16時) (レス) id: e59d6dd073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2019年3月2日 23時
