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蓮二side
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顔を見ただけで逃げ帰るとは……相当だな、これは。
｢……えっと、なんかごめんなさい……｣
｢……いや。由華ちゃんのせいではないだろう。……はあ。｣
弦一郎の苦労が伺える。……親の好意など、大抵は伝わらないものだ。
｢……そうだ、由華。ちょうどよかった。弦一郎がお前に聞きたいことがあるらしくてな。｣
｢え、私？……あ、もしかしてAのこと？｣
｢……ああ。｣
｢んー……やっぱり心配してたんだね、弦一郎さんも。私も、今日はそのことで話してみるつもりだったの。……Aのやつ、最近ぼーっとしっぱなしで。テストも変なとこでミスったりするし……それに、部活も出なくなったりしてるの。｣
｢部活を？そんな馬鹿な。帰ってくるのはいつもどおりの時間だと……｣
｢本当に！？じゃあ、Aそのあいだはどこに……｣
｢……他には、何かなかったか？｣
｢他に……うーんと……あ、そうそう。Aね。時々、うわ言で誰かの名前をつぶやいてんの。本当に小さい声でだから最後までは聞き取れなかったんだけど……ゆきなんとかとか、せいなんとかとか……｣
｢ゆき……？せい……？｣
……聞いているこちら側もさっぱりわからん。……本当に、Aちゃんは大丈夫なのだろうか？
｢……わかった。いろいろ教えてくれてありがとう。｣
その後弦一郎は俺と話をして、Aちゃんを探しに行くと言って帰っていった。
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幻想曲(プロフ) - 射命丸霊夢さん» いやあ〜流石にないんじゃないでしょうかｗ想像すると面白いですけども……｢やばい先生また悪魔化した！！｣みたいな……扱い慣れてる生徒も怖いですがｗ (2015年7月26日 22時) (
レス) id: 1deaa07922 (このIDを非表示/違反報告)
射命丸霊夢 - 赤也が体育教師て、なんか危険な感じがします(笑)突然デビル化なんてしたりするんですかねｗ (2015年7月26日 22時) (レス) id: c2430a94f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幻想曲 | 作者ホームページ：http://uranai.amanoboru
作成日時：2015年7月21日 0時
