hananoiro*26 ページ28
私の重い過去。
それは……
A「高校生の時に、家族が死んだの。」
まふくんは目を見開いた。
まふ「えっ……？」
A「私が歌い手をやめたのは…まふくんの歌声を聞いて自分は無理だって思ったこともあったけど」
A「一番の理由は、家族が死んでしまったから。」
まふ「な…んで」
驚いてるよね。声が掠れてるよ。
ごめんね。もう少しだけ聴いてほしい。
A「交通事故だよ。お母さんとお父さん二人で出掛けたときに……」
まふ「兄弟は…？」
A「お兄ちゃんがいるの。歌い手やっててね？」
A「luz、なんだけど。」
まふくんが再び驚いたように目を見張る。
まふ「luzくんそんなこと一言も…」
笑って言う。
A「お兄ちゃんは周りの人に心配かけたくない人だから。お兄ちゃんのおかげで私は高校も大学も行けたし、本当に感謝してる。」
まふ「そう、なんだ。」
A「かるたもやめたくなくて、続けたいってお兄ちゃんにいったら続けさせてくれて。」
本当に感謝してる、と言うとまふくんは涙を雫した。
まふ「独りんぼエンヴィーを聴いたときに、Aは何を背負って生きてるんだろうって思った。」
まふ「そういうことだったんだね。気付いてあげられなくてごめんね。」
まふ「これからは僕と“はんぶんこ”して？」
泣きながら笑ってくれるまふくんに、
久しぶりに
泣いてしまった。
まふくん、ありがとう。
こんな重い過去を背負っている私を受け止めてくれて。
ありがとう。ありがとう。
一緒に背負わせてしまってごめんね。
だいすきだよ。
hananoiro*27 まふまふside→←hananoiro*25
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亜麻都(プロフ) - ななはさん» はい、ぜひ!!あんまり期待しないでいてくださいね笑^^;たぶん明日には出来ると思うので、出来たらTwitterで送りますね( ´-` )あと、続編おめでとうございます!!更新楽しみに待ってます!!!! ´ω` )/ (2017年9月3日 18時) (
レス) id: 4c7f3da984 (このIDを非表示/違反報告)
ななは(プロフ) - 亜麻都さん» え！？いいんですか！？嬉しいです！！ぜひお願いします！ (2017年9月3日 17時) (レス) id: 289846b93c (このIDを非表示/違反報告)
亜麻都(プロフ) - ななはさん» それと、素人絵なのですが、良かったらイメ画描かせて頂いてもいいですか?? (2017年9月3日 17時) (レス) id: 4c7f3da984 (このIDを非表示/違反報告)
ななは(プロフ) - 亜麻都さん» 亜麻都さん！！嬉しいです！ありがとうございます〜！！ (2017年9月3日 14時) (レス) id: d77432ac6c (このIDを非表示/違反報告)
亜麻都(プロフ) - Twitterから来て、読ませて頂きました!!キュンキュンですね!!面白かったです!!これからも楽しみにしてます!!頑張ってください!!!!ヽ(・∀・)ノ (2017年9月3日 12時) (レス) id: 5a918eebad (このIDを非表示/違反報告)
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