検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:16,932 hit

130 ページ30

春がもうすぐ近くにきている3月の夜。


電話が鳴る。




「もしもし?重?」



「もしもし、今大丈夫?」



「うん、大丈夫だよ。
今日もお疲れさま。なんかあった?」



「あんな…就職内定もらった。」



「え⁈こっちの希望してたところの⁈」



「うん。ヤバイ。
さっき電話来たんやけどさ…
まだめっちゃ手震えてる。」



「重本当によかったね‼おめでとう‼」



「ありがとう。夢見たいやわ、実感がまだ湧かないんやけど。」



「そうだよね、すぐにはね。
でもほんとすごいよ重‼
私も頑張らなきゃ。」



「応援してるで。
ゆりならきっと大丈夫や。
焦らんで頑張ってな。」



「ありがとう。」



「ごめんなこんな夜遅くに電話して。
ほな、また連絡する。
おやすみ。」




「おやすみ。」




電話を切った後、ベットに寝転がって天井を見ながら喜びに浸る。



重ほんとにすごい。
高校の時もだったけど、
自分が決めたこと、
全部ちゃんとやりこなすんだもん。

かっこいいな。
私も頑張ろう。




重、帰ってくるんだ…
またこの街で重と過ごせることに、今からワクワクが止まらなかった。

131→←129



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年10月14日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。